セランが日本時間28日のベルギーリーグ第16節でシント=トロイデンを本拠地スタッド・ドゥ・ペレに迎える。
セランは前節、ルーヴェンとの下位直接対決に3-1で勝利。前半半ばに先制すると、後半も半ばと終盤にネットを揺らして危なげなく5戦ぶりの白星を手にした。
残留が当面の目標となるセランは引き分け数がリーグ最少の1試合と、勝利を目指しつつもリスクを排除し切れない戦いが続く。反面、その姿勢は1部で実績豊富なクラブにとっても脅威となるかもしれない。
苦戦が続くセランの中で攻撃のキーマンを務め、輝きを放っているのがマジズだ。久々の勝利となった前節も決勝点を沈めており、今季得点数はチームトップタイの6ゴール。アシスト数も「4」でチームトップと、セランに勝利するためにはこの男のケアを考えなくてはならない。
シント=トロイデンは前節アントワープをホームに迎えて2-1で勝利し、今季2度目の連勝。林大地の先制点、アブバカリー・コイタの追加点で前半中に2点差をつけると、後半終盤にネットを揺らされて追いすがられたが、リードを守り切ることに成功した。
今季のシント=トロイデンは守備力を発揮している一方で、得点数はリーグワースト3位タイと物足りないものに。決して堅守ではないセランとの相性はそれほど悪くなさそうだが、だからこそここで勢いに乗れるかどうかが後に響くことになりそうだ。
同じ日本人の原大智と激しいポジション争いを繰り広げる林は、前節3試合ぶりに先発の機会を与えられて得点という結果で応えてみせた。自身にとってはベルギーでのデビュー戦以来7戦ぶりの得点となっており、このまま波に乗って力を証明していきたいところだ。
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