今節含め、ラ・リーガも残り5試合。首位レアル・マドリード(勝ち点74)との勝ち点差を「4」に広げられているバルセロナにとっては少しでも優勝の可能性を残すために負けられない試合となっている。また、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権が得られる4位セビージャ(勝ち点57)との勝ち点差が「3」になっているビジャレアルにとってもそれは同様だ。
リーグ中断前は3連敗を喫していたものの、再開以降の6試合で5勝1分けと好調を示しているビジャレアル。その1分けがCL権争いにおいて直接のライバルであるセビージャ戦でのものである点は痛かったが、華々しいフットボールで上位らしい戦いを繰り広げている。53得点という数字は、バルセロナ(74得点)、レアル・マドリード(61得点)に高いものだ。
さらに、第31節ではかつてスリリングな戦いを標榜してチームスタイルを形作っていたブルーノ・ソリアーノが約3年ぶりに復帰。精神的支柱としても欠かせないバンディエラの鼓舞に応えるためにも、“イエローサブマリン”らしい目の覚めるようなカウンターで難敵を沈めたい。
アルカセルは、バルセロナ時代には多くの不遇を味わった。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの控えとして扱われながらも、短い時間で結果を残し続けた2016-17シーズン。翌2017-18シーズンにはネイマールが退団したことで序列に変動があるかに思われたが、最終的には構想外に追い込まれた。前節のべティス戦で先発から外れて休養を取ったエースストライカーは、実力を証明して古巣を見返すことができるか。
直近4試合で1勝3分けと6ポイントを取りこぼしているバルセロナ。各紙ではチーム内の不和も囁かれ、不穏な空気が漂っている。ライバルのレアル・マドリードが6連勝中と絶好調なのもプレッシャーを煽る要素であり、バルセロナはすべてに勝利したうえで祈る以外にない状況だ。とはいえ、ビジャレアルには2007-08シーズン以降負けておらず、相性は抜群。しっかりと勝ち点3を積み重ね、最後の最後まで逆転優勝の可能性を残すことができるだろうか。
テクニカルな選手が多く組織的な守備網を敷くことができるビジャレアルだが、一方でスアレスの強引なプレーに対処するのは簡単ではない。負傷明けということもあり、再開後の6試合で2ゴール1アシストとやや寂しい数字となっており、そろそろ本領発揮といきたいところだ。ビジャレアルのカウンター時、90分間ゴールを意識しているスアレスだからこそ得られるチャンスも訪れるだろう。
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