ユニオンが日本時間27日のベルギーリーグ第16節でルーヴェンを本拠地スタッド・ル・カノニエに迎える。
快進撃を続けるユニオンは前節オーステンデ戦で日本代表帰りの三笘薫をベンチスタートとしたが、7-1の大差をつけて6連勝。デニス・ウンダブがハットトリック、クリスチャン・バージェスが2得点をマークするなど圧倒した。
リーグテーブルでは、2位のアントワープに勝ち点差7をつけての首位。昇格組ながら今季ここまで11勝1分け3敗と快走を続けている。
また、前節も大量得点をしたように攻撃力が爆発しており、ここまでの計40得点は2番目に多いアンデルレヒトとヘンクの28得点を大きく引き離す。失点数もリーグ最少であり、手の付けられない状態で次戦へと向かう。
代表帰りでベンチスタートとなった前節は70分から途中出場。自陣から相手陣内左サイド深い位置まで持ち込む印象的なドリブル突破を見せつけ、得点にこそ絡めなかったものの能力の高さをまたしても見せつけた。好調が続く三笘は次戦、リーグ5試合ぶりの得点を目指したい。
今季初の連勝を目指した前節はセランとの下位直接対決に臨んだが、1-3で敗戦。勝ち点差を「1」に詰められた。昨季を11位で終えたルーヴェンにとって今季の目標は中位以上でのフィニッシュが妥当なものとなるが、現状では期待値を下回る状態だ。
とはいえ、引き分けがこれまで8試合あるように強力なチーム相手にもしぶとい戦いを続けており、決して守備が大崩れしているわけではない。課題はやはり得点力となるが、ダイナミックなカウンターを得意とするユニオン相手には慎重に戦わざるを得なさそうだ。
背番号10かつキャプテンを務めるなどチームの中で絶対的な存在であるメルシエル。昨シーズンにはリーグ戦34試合10ゴール15アシストと華々しい成績を残し、引き出しの多さと結果に直結する能力が評価された。今季もこれまで15試合で2ゴール6アシストを記録しているが、ルーヴェンが勝ち点を積み上げるためにはこの選手の活躍が不可欠だ。
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