20年1月に開催されたAFCU-23選手権以来となる公式戦に挑む日本は、25日に東京スタジアムでアルゼンチンと対戦する。
前日会見に登壇した横内監督は「アルゼンチン戦では、このチームのやるべきことを共有して、その上で自分がいま持っている力、持てるものを全部はき出して欲しい」と強調。チームとして、個人として為すべきことをすることで、やっと「初めていろいろなことが見えてくる」とアルゼンチンと対する姿勢について言及した。
今回の合宿では、これまで継続して取り組んできた3バックではなく、4バックシステムにトライするところも見られている。そこについて横内監督は「今回、どちらも現時点で考えているが、選手を見て、一番力を発揮できるのはどちらかを考えながら決めたい」と語りつつ、「自クラブで光っている選手を選んできている。一番その特長が出せる形ではやりたい」とシステムに対する考えを明かした。
五輪代表にとって多くの海外組を呼んだ上で試合を行うのは、19年11月のU-23コロンビア代表戦ぶり。あの時は内容面でいいところを見せられず、結果としても0-2で完敗を喫した。その試合を振り返り「あの敗戦を思い出しながら、どこが問題だったかをチームで共有して臨みたい」と語った横内監督。東京五輪で金メダルを獲得するために、アルゼンチン戦は大きな価値を持つ一戦となりそうだ。
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