コパ・デル・レイもいよいよ佳境。苦しみながらも勝ち抜いてきたバルセロナがセビージャのホームに乗り込む。ともに好調を維持しており、好勝負が期待できそうだ。キックオフは日本時間11日5時となっている。
セビージャは延長戦も含め、現在公式戦は7連勝中。ラ・リーガでの順位も4位まで上げ、チームの調子も右肩上がりだ。
しかし、大きな痛手となりそうなのがルーカス・オカンポスの離脱。ヘタフェ戦で負傷し、バルセロナ戦の欠場は決定的。チームにおいて攻撃のすべてに関与する選手だけに、大きなマイナスは避けられない。
一方で、そのオカンポスに代わってラ・リーガデビューを果たしたパプ・ゴメスが早速ゴールを記録。バルセロナ戦でも代役を務めることとなりそうだ。出場停止となっていたイヴァン・ラキティッチ、コロナに感染していたディエゴ・カルロスもバルセロナ戦では出場する見込みとなっている。
1月はリーグ戦で2度のハットトリックを含む、7ゴールを記録し、月間MVPを受賞。現在、ラ・リーガで最も波に乗っているストライカーだろう。
多彩なゴールパターンが魅力で、一度火が付けば手に負えないタイプ。直近のヘタフェ戦でも裏への抜け出しからゴールをマークしており、好調を自覚してバルセロナ戦に挑むこととなる。
オカンポス不在のためいくらかチャンスが制限される可能性はあるが、数少ない好機でもものにしたいところだ。
コパ・デル・レイでは31回目の優勝を目指すバルセロナ。公式戦では延長戦も含めて6連勝中で、波に乗っている。
一方で、最終ラインに多くの負傷者が出ていることは気がかり。ジェラール・ピケ、セルジ・ロベルトはすでに離脱しており、新たにロナウド・アラウホの負傷も発表された。これ以上の離脱者が出れば、最終ラインのメンバーを組むことは難しくなってしまうだろう。
それでも直近のベティス戦では、ペドリやフレンキー・デ・ヨング、リオネル・メッシがベンチスタートで温存されており、いくらかコンディションを上げてセビージャ戦に出場することが期待されている。
直近のベティス戦では温存のためにベンチスタートとなったが、途中出場からすぐに強烈なミドルシュートで得点をマーク。その後、2点にも関与するなど、圧巻の影響力を見せつけた。
今季は序盤こそ不振が伝えられたが、徐々に復調。リーグ戦では出場した直近4試合ですべて得点を記録。やはりメッシいてこそのバルセロナであることを強く印象づけている。
ベティス戦では33分の出場となっただけに、セビージャ戦では先発が予想される。チームを先勝に導く好パフォーマンスが期待されるところだ。
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