首位のユニオン・サン=ジロワーズがベルギーリーグ第23節でヘンクをホームに迎える。
再び好調な歩みを見せ始めたユニオン・サン=ジロワーズ。ここ6試合負けなしで、2位アントワープと7ポイント差をつけるなど、独走態勢の気配を見せる。
とりわけ前節は前半13分にDFバーガーが退場しながら、4ゴールを奪って快勝。三笘薫が負傷欠場中で、サイドのオプションが不足している状況だが、それを感じさせない戦いぶりを見せた。
サイドのバルト・ニューコープが果敢な飛び出しからゴールをマークするなど、右サイドでインパクトを発揮。今節ではバーガーを出場停止で欠くだけに、今冬に加わった町田浩樹がベンチ入りするかどうかにも注目が集まる。
ユニオンで2シーズン目を迎えているデニス・ウンダフ。ベルギーリーグ1部は初挑戦ながら、ここまで18ゴールとキャリアハイの数字を残す。もちろん、リーグでもトップの数字だ。ボックス内での高い決定力が持ち味で、抜群のポジショニングでゴールを陥れる。得点後のセレブレーションのポーズもおなじみとなっており、ヘンク戦でも見られるだろうか。
昨季は優勝争いを演じていながら、今季はここまで8位に甘んじているヘンク。とは言え、直近4試合で負けがなく、好調をキープしている。
だが、エースのパウル・オヌアチュが現在ハムストリングを負傷しており、欠場中。ベルギーリーグアワード「ゴールデンシュー」を受賞したストライカーの離脱により、チームスタイルの変更を余儀なくされている状況だ。
もっとも、その状態で輝いているのが伊東純也。直近のメヘレン戦は延期となり、休養も十分であるだけに、首位を走るユニオンに思い切って挑みたい。
ここ4試合で3ゴール4アシストと好調ぶりを見せる伊東純也。今季はここまで22試合で5ゴール10アシストという成績を残している。すでにベルギーリーグを代表する選手となっており、いまひとつのシーズンを過ごすヘンクを牽引している。オヌアチュ同様、絶対的に替えの効かない選手となっており、ユニオン戦でも違いを見せられるか。
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