プレミアリーグ第5節、トッテナムとチェルシーが激突。注目のロンドンダービーは日本時間20日0時30分にトッテナム・スタジアムで開催される。
唯一の3連勝で好スタートを切ったトッテナム。しかし、前節は退場者も出たことによってクリスタル・パレスに0-3と敗れた。ミッドウィークにはカンファレンスリーグでレンヌとも敵地で対戦しており、疲労の影響は隠しきれない。
ジャフェット・タンガンガが出場停止で欠場が決まっているので、その代役には新加入のエメルソン・ロイヤルが入る見込み。ソン・フンミンはふくらはぎ、エリック・ダイアーは足を痛めており、出場が危ぶまれている。だが、ジオヴァニ・ロ・チェルソやクリスティン・ロメロ、ダビンソン・サンチェスといった南米予選に参加した選手たちが戻ってくるのは朗報だ。
なお、ヌーノ監督はチェルシー戦へ向け「タフな試合になるだろう。私たちは自分たちのクオリティを高めていかなければならない」と先を見据えている。
今夏はすったもんだがありながら残留が決定。チームのために全力を尽くすことを誓っているが、リーグ戦ではここまで3試合ノーゴール。例年、序盤はスロースタートのきらいがあるものの、初ゴールは早めにほしいところ。ロメル・ルカクとのプレミアリーグ屈指のストライカー対決もあるだけに、結果で自身の能力を見せつけたい。
ここまで無敗で2位と好スタートを切ったチェルシー。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ・ゼニト戦でも苦しみながらも3ポイントを勝ち取った。
また、エンゴロ・カンテの復帰も決定的に。足首に問題を抱えていたが、今節からベンチに戻ってきそうだ。一方で、クリスチャン・プリシッチは足首を痛めているため引き続き欠場することとなっている。
しかし、地力、チーム状況ともにスパーズを上回っているチェルシー。敵地とはいえ、狙うは3ポイントだ。
1億ユーロ超えの移籍金で7年ぶりにチェルシーに帰還したルカク。復帰後の歩みは順調そのものだ。全公式戦4試合に出場して4ゴールを記録。直近2試合では3ゴールを挙げる活躍を見せている。とりわけ、存在価値を示したのがチャンピオンズリーグでのゼニト戦。守備を固めた相手に苦戦したブルーズだったが、シンプルなハイクロスからルカクがヘディングで決勝弾を挙げて勝利に導いた。昨季までなら取りこぼす試合展開で示したインパクトは大きい。ルカクはチェルシーをさらに進歩させる存在であることを強く印象づけた。
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