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「絶対打てないと思った!」主将インモービレも驚きの鎌田大地のセリエA初得点を伊解説陣も揃って絶賛!王者ナポリと昨季2位ラツィオの激戦を分析 | セリエA

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「絶対打てないと思った!」主将インモービレも驚きの鎌田大地のセリエA初得点を伊解説陣も揃って絶賛!王者ナポリと昨季2位ラツィオの激戦を分析 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】日本代表MF鎌田大地が先発したセリエA第3節のビッグマッチ、ナポリ対ラツィオについて、ナポリOBのチーロ・フェラーラ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。

王者ナポリと昨シーズン2位ラツィオによるビッグマッチは、開幕から2連敗中だったラツィオが大方の予想を覆し、敵地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで2-1の勝利を収め、今シーズン初白星をつかんだ。

すると、ナポリOBのチーロ・フェラーラ氏ら『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Sunday Night Square」に出演。日本時間3日に行われたセリエA第3節の大一番について見解を示した。昨シーズンは、開幕から15戦無敗の快進撃を見せたナポリ。だが、リュディ・ガルシア指揮下で再スタートした今シーズンは、第3節で早くも土がついた。ナポリOBが王者の敗戦に自身の見解を示した。

「ナポリは監督を始めとしていろいろ変わった。今日の後半のパフォーマンスには疑問が残るが、ナポリはキム(ミンジェ)という重要な選手を失った。現在、フアン・ジェズスがレギュラーとしてプレーしているが、昨シーズンは控えの選手だった」

「おそらく戦術面においても、何らかの変化があったはずだ。新監督とともに新たなアイディアがもたらされるものだ。気にする必要はないだろう。ナポリはイタリア王者であり、優勝候補の一角だ」

「ただ、ミランもそうであったように、王者としての責任感やプレッシャーはまったく異なるものだ。優勝は難しい。しかし連覇はもっと難しいものだ。スクデットを獲得した昨シーズンと同じパフォーマンスを見せても、それでは、今年は不十分だ」

「注意力の面でレベルをさらに引き上げなければならない。なぜなら全チームがナポリを倒そうと臨んでくるからだ。プレッシャーは大きく、少しつまずいただけで非難されることになる。したがって、すべてが複雑になる」

続いてステファノ・ボルギ記者が、鎌田大地のセリエA初ゴールが決勝点となり、今シーズン初勝利を収めたラツィオについて語った。30分にフェリペ・アンデルソンのアシストから、技ありのヒールキックで先制点をマークしたルイス・アルベルトを称えたほか、サッリのチームのパフォーマンスを振り返った。

「ラツィオは、想像を絶するゴールで突然リードを奪った。昨夜のルイス・アルベルトは、ヒールで完璧なプレーを見せ、芝の上の芸術家だった。それからフェリペ・アンデルソンも開幕直後の2試合から一転して、エンジンがかかったように、素晴らしい試合を見せた。ラツィオの後半は、非常に気に入ったよ。大声を上げて自身の存在感を示したと言えるだろう」

「ラツィオの攻撃は非常に充実していたし、守備面においても、(アレッシオ)ロマニョーリや(ニコロ)カザーレと両サイドバックは、ポジショニングなどのミスがまったくなかった。ラツィオは60分間にわたって高いレベルのパフォーマンスを見せたように思う」

2023-09-02-lazio-daichi-kamada-immobile(C)Getty images

伊解説者や同僚が賛辞を贈った鎌田の初得点

ナポリ戦では、今夏に加入した鎌田や、65分に日本代表MFに代わってピッチに入り、デビューを飾ったマッテオ・ゲンドゥージら新戦力も活躍を見せた。ボルギ記者が賛辞を贈った。

「(セルゲイ)ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)という非常に重みのある選手を失ったが、代役として機能的で強い選手を獲得したことを証明した。ゲンドゥージは、イタリアのカルチョに非常に適した選手であるように見える。一方、カマダはキャリアで70ゴール以上を挙げてきた選手だ。そのうち14得点をヨーロッパのカップ戦で決めている。昨日は、左足で極めて美しいゴールを決めたね」

ボルギ記者は、『ダゾーン・イタリア』の試合中継も担当。この時も、52分の鎌田の左足弾を称え、「イタリアで初ゴールだ! カマダは素晴らしかった。外へ向かいながら上手く(GKアレックス)メレトのタイミングを外し、左足で素晴らしいゴールを決めた」と叫んだ。

同じく『ダゾーン・イタリア』解説陣で中継を担当したミランOBのリッカルド・モントリーヴォ氏も、「遠ざかりながらだったが、上手くミートさせて、パワーのあるシュートでゴールを決めた」と称賛。ラツィオOBのマルコ・パローロ氏も「極めて素晴らしいゴールだ」と口をそろえた。

鎌田のゴールシーンでは、ラツィオのエースFWチーロ・インモービレが右足でシュートを狙おうとやや左に流れ、日本代表MFからパスを要求しているように見えた。解説者で元同僚のパローロ氏から、この指摘を受けたラツィオ主将は、弁解しつつ、鎌田のゴールを絶賛した。

「そう言われると思ったよ。パスも良い選択肢だったとは思う。僕は、カマダの近くにいたが、あの態勢からは絶対打てないと思っていた。その後、チームスタッフから、カマダがああいう風にボールを持って、あの角度のない位置からゴールを挙げることができる選手だと聞いた。映像を見直してみても、どうやって決めたのかと…。信じられないよ! しかもあんなに強いシュートをゴール隅にね」

日本代表MFのセリエA初ゴールは、ルイス・アルベルトの1プレーによって生まれた。モントリーヴォ氏は、中央でフェリペ・アンデルソンのパスをスルーしたスペイン人MFに「なんてプレーだ! ボールを触らずにチームメートをフリーにした。これはアシストと分類するべきだ」と賛辞を贈ったが、ルイス・アルベルト自身は、鎌田のゴールに驚きを示した。

「僕の前には(ジョヴァンニ)ディ・ロレンツォがいて、カマダが走っているのが見えたので、スルーした。そうしたら、彼は信じられないゴールを決めてくれたよ。かなり難しいゴールで、僕のより難しいゴールだったはずだ。」

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