ポルトガル代表が17日にメンバー26選手を発表し、その中にクリスティアーノ・ロナウドも選出された。
長年にわたりポルトガル代表として活躍を続けてきたロナウド。近年は主将を務め、男子史上最多出場記録タイとなる196キャップを誇り、史上最多得点記録となる118ゴールをマークする同選手だが、失意に終わったワールドカップ以降の代表キャリアがどのようになるかは不透明な状況が続いていた。
ワールドカップ準々決勝でモロッコ代表に敗れた後には、代表での将来について明言しなかったものの「キャリア最大の夢が終わった」と自身にとって最後の大舞台になったことを示唆していた。しかし、ロベルト・マルティネス監督が就任して最初に迎える3月のインターナショナルブレイクで38歳になったばかりのベテランストライカーが選出された。
就任当初からロナウドと話をすると語っていたマルティネス監督はプレスカンファレンスの中で「クリスティアーノ・ロナウドはとても熱心な選手で、彼のような選手は経験を加えることができ、チームにとってとても重要な選手だ。年齢やその他の側面に関係なく、クリスティアーノにはチームを助け、経験を伝えるための良いチャンスがあると思う。ロナウドを外す可能性について考えてはいなかった」とコメントした。
マルティネス監督が就任した新生ポルトガル代表はEURO2024予選で23日にリヒテンシュタイン代表、26日にルクセンブルク代表と対戦する。
ポルトガル代表のメンバーは以下の通り。
GK：ディオゴ・コスタ（ポルト）、ジョゼ・サ（ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ／イングランド）、ルイ・パトリシオ（ローマ／イタリア）
DF：アントニオ・シウヴァ（ベンフィカ）、ダニーロ・ペレイラ（パリ・サンジェルマン／フランス）、ディオゴ・レイテ（ウニオン・ベルリン／ドイツ）、ゴンサロ・イナシオ（スポルティングCP）、ジョアン・カンセロ（バイエルン・ミュンヘン／ドイツ）、ディオゴ・ダロト（マンチェスター・ユナイテッド／イングランド）、ペペ（ポルト）、ヌーノ・メンデス（パリ・サンジェルマン／フランス）、ラファエウ・ゲレイロ（ドルトムント／ドイツ）、ルベン・ディアス（マンチェスター・シティ／イングランド）
MF：ブルーノ・フェルナンデス（マンチェスター・ユナイテッド／イングランド）、ジョアン・パリーニャ（フラム／イングランド）、ジョアン・マリオ（ベンフィカ）、マテウス・ヌネス（ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ／イングランド）、オタヴィオ（ポルト）、ルベン・ネヴェス（ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ／イングランド）、ヴィティーニャ（パリ・サンジェルマン／フランス）、ベルナルド・シウヴァ（マンチェスター・シティ／イングランド）
FW：クリスティアーノ・ロナウド（アル・ナスル／サウジアラビア）、ディオゴ・ジョタ（リヴァプール／イングランド）、ゴンサロ・ラモス（ベンフィカ）、ジョアン・フェリックス（チェルシー／イングランド）、ラファエウ・レオン（ミラン／イタリア）
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