フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ウィリアム・サリバについて語っている。『RMC Sport』が伝えた。
2022年夏にアーセナルのトップチームに合流したサリバ。開幕戦からスタメンを飾ると、負傷するまでプレミアリーグ27試合で先発してチームの躍進を支え、PFAの年間ベストイレブンにも輝いた。今季もプレミアリーグとチャンピオンズリーグの全試合にフル出場し、そのパフォーマンスは現地で絶賛を集めている。
そんな22歳DFだが、フランス代表では出番を得られず。昨年のワールドカップから先発したのは、ケガの影響もあって9月のドイツ代表との親善試合(1-2)のみであり、デシャン監督はイブラヒマ・コナテらを優先して起用している。
11月のEURO2024予選を戦う代表メンバーにも招集されたサリバについて、デシャン監督は会見で「彼は我々の試合にあまり出場していない。クラブでは良いパフォーマンスを見せているがね」とし、以下のように続けた。
「代表レベルでは、我々がローテーションを行った試合で、彼は常に最高のコンディションであるとは限らなかった。クラブレベルでは毎週末に自分がプレーできるのか自問自答する心理状態にはないが、我々との試合では他に良い選手がいる影響で『良いプレーをしなければならない』と自分に言い聞かせている。クラブと同じような心理状態ではないんだ。だが、次のステップに必要なものすべてを持っているよ」
フランス代表はすでにEURO2024予選突破を決めている。18日のジブラルタル戦、21日のギリシャ戦では、サリバに出番は訪れるのだろうか。
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