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ラツィオの不動の10番が「消えた」…鎌田大地のライバルの不調を伊紙が懸念、中盤の序列に影響も? | セリエA

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ラツィオの不動の10番が「消えた」…鎌田大地のライバルの不調を伊紙が懸念、中盤の序列に影響も? | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオは、スーペルコッパ・イタリアーナの準決勝でインテルに0-3と大敗し、イタリア紙はマウリツィオ・サッリのチームの背番号10番の行方を案じている。

セリエA序盤の不調を乗り越え、公式戦5連勝を飾るなど成績が上向き始めていたラツィオ。だが、日本時間20日に行われたスーペルコッパ・イタリアの準決勝で前年の覇者インテルに0-3と敗れ、暗雲が漂っている。

イタリア紙『Corriere dello Sport』は21日、「苦悩のラツィオ、ルイス・アルベルトが消えた…何が起きているのか」との見出しでMF鎌田大地が所属するチームを特集。「インテル戦でのクオリティのない40分間のプレーは、スペイン人の明らかな劣化を証明するものだった」などと綴り、不動の10番として中盤に君臨してきたルイス・アルベルトに異変がみられることを指摘した。

右インサイドハーフのポジション争いでマテオ・ゲンドゥージに敗れ、左IHの控えに回った鎌田の前に立ちはだかったルイス・アルベルト。近年のラツィオにおいて、セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチと共に絶対的地位を築いてきたスペイン人MFは、フィジカルトラブルから復帰したものの、精彩を欠くパフォーマンスに終始し、「先発した選手より良いパフォーマンスを見せるのはそれほど難しくなかったはず。ラツィオがインテルに押しつぶされている中で爪痕を残すのは簡単ではなかったかもしれないが、さらにひどいインパクトは想像しがたかった」などと酷評した。

鎌田がベンチから見守った一戦では、サッリが描写したように「前半と後半に違いがないほど(出場した)全員が苦戦していた」が、イタリア紙が「ここ数カ月でルイス・アルベルトの変化が明白になった」と指摘するように、スペイン人MFのパフォーマンスの低下は顕著だった。

「ミリンコヴィッチが去ったチームをけん引するリーダーの役割を担うものと思われていた」背番号10番。だが現実はほど遠く、「スタンドからインテル戦を見守った軍曹(ミリンコヴィッチの愛称)はチームメートたちのパフォーマンスに失望することとなった」と振り返った。

2024-01-10-lazio-daichi-kamada(C)Getty images

気になる鎌田ら左IHの序列

そんな中、左IHの序列にも影響が表れ始めている。今月初めの段階では、1番手がルイス・アルベルト、2番手が鎌田、3番手がマティアス・ベシーノであったとみられるが、7日のウディネーゼ戦で途中交代した鎌田に代わってベシーノがアピールに成功。2番手へ浮上すると、今度は絶対的な地位にあったはずのルイス・アルベルトをも脅かし始めている。

イタリア紙は「中盤3人の中での欠かせない存在から、いまはサッリの頭の中で、彼かより好調のベシーノかで競争が避けられない存在となった」と主張している。それでも「ラツィオにとって、ルイス・アルベルトが技術面および気持ちの面で復活する以外に道はない」とも指摘。「シーズン後半戦へ向けて奮起が求められる」と綴り、スペイン人MFの今後の復調に期待を寄せた。

ナポリとの次戦では、チーロ・インモービレとマッティア・ザッカーニが出場停止となるうえ、タティ・カステジャーノスもベストコンディションからかけ離れていて攻撃面で不安材料があることから、「イル・マーゴ(魔術師の意味でルイス・アルベルトの愛称)のゴールは必要不可欠だ」と述べた。

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