今シーズンは成績が低迷し、2度の監督解任を経てクラウディオ・ラニエリの下で立て直しを図るローマ。直近では、昇格組のコモに敗れたが、コッパ・イタリアでサンプドリアに4-1、セリエA前節でパルマに5-0と大勝を収め、ようやく復調の兆しを見せつつある。
そんな中、前節を終えて10位へ浮上したローマは、年内最終戦となるセリエA第18節のミラン戦、新年初戦となる第19節のローマダービーとビッグマッチ2連戦に挑む。指揮官のラニエリは、日本時間30日のミラン戦へ向けて、意欲を示した。
「ミランは素晴らしいクオリティを持った組織だ。選手全員が極めて強く、特別だ。したがってボールを失った時は、チーム全体として最大限の注意力を払うよう努めなければならない。ミランはホームにおいて失点が少なく、われわれはアウェーにおいて得点が少ない。このため、最高に素晴らしい試合を披露しなければならない」
「しかし、こうした試合はひとりでに士気が高まるものだ。きっと良い試合ができると確信している。ただ、最後の1秒まで全力を尽くさなければならない。ミランには、強い選手たちがいるので、気をつけなければならない」
前節では、日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマとの一戦で、交代枠を使わずに90分間を終えたラニエリ。その理由を説明した。「相手の出方に応じて交代カードを切ることも多い。パルマ戦では、選手全員が積極的で良いプレーをしていた。交代しなければならないように見えなかった。それだけだ」と語った。
ラニエリのチームにおいて“不可欠”とされるパウロ・ディバラやマッツ・フンメルス、レアンドロ・パレデスは全員、今シーズン終了後に契約満了を迎える。3人の去就について問われたローマ指揮官は、「彼らに来シーズンも残留して欲しいかって? もちろん、迷いなく『シー(はい)』だ。遠回りする必要もない」と断言した。
一方、ロレンツォ・ペッレグリーニの今後については明確な発言を避けた。「選手は私の全幅の信頼を得ているが、もしオファーが届けば他の選手と同様に検討することになる。ロレンツォが残留することを願うが、彼自身も満足しなければならない。それが何よりも重要だ」と述べた。
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