チアゴ・モッタ率いるユヴェントスは、セリエA第28節でアタランタに0-4と惨敗。挽回を期して日本時間17日のフィオレンティーナ戦に敵地で臨んだが、序盤に2点を奪われて劣勢に回ると、後半にも追加点を奪われ、0-3とまたしても大敗を喫した。
52ポイントのまま足踏みしたユヴェントスは、ラツィオに勝利したボローニャに追い抜かれ、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場圏外の5位へと後退した。
そんな中、『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Dazn Serie A News」の番組内で、成績不振に陥ったモッタのチームを分析した。ラツィオOBのダリオ・マルコリン氏が語った。
「ユヴェントスに関して2つ指摘したい。まず、通常は監督が生産性を上げるものだが、多くの選手が調子を落としていると言う点だ。(ケナン)ユルディズがプレーしたり、(トゥーン)コープマイネルスがプレーしたり、(ドゥシャン)ヴラホヴィッチがプレーしなかったり、何人かの選手は、こうした状況において、悪化してしまったように思う」
「それから2つ目だ。監督はチームの重みを背中に感じるものだ。ロッカールームで話をすれば、選手は指示通りに動くはずなんだ。ところが現在、モッタはチームの重みを感じていないのではないか」
「選手たちは意図せずに、指揮官に反するプレーをしてしまっている。選手たちは自らを見失い、チームは間延びして、2試合で7失点し、反発心を示すことがなかった。これは深刻だ。スポーツディレクターは、チアゴ・モッタへの信頼を強調していたが、ユーヴェは今後、もう失敗が許されない」
元イタリア代表MFのマッシモ・アンブロジーニ氏も、モッタのチームが弱体化したのではないかと考えている。
「いまのユヴェントスには、土台がなくなってしまった。ユーヴェは成長せず、劣化してしまった。ユーヴェは最初、チームを作り上げていくためのプレーの土台があったように、私には見えていた。だが現在、土台となっていた堅固な守備も失われた」
「それから私は、試合前や試合中におけるモッタのいくつかの選択について理解に苦しんでいる。ユーヴェは決定的な試合において消えてしまった。PSV戦やエンポリ戦で姿を消し、直近の2試合でも消えてしまった」
「現在、なぜチームを支えられるような選手が6~7人いないのか理解できない。これは心配な点だ。これからは厳しくなる。それでもモッタには、蒔いた種を収穫できる2シーズン目にたどり着けるチャンスはまだあると思っている。しかし今後はもう失敗できない」
ミランは、セスク・ファブレガス率いるコモに2-1と勝利を収め、リーグ戦2連勝を飾った。だが、UCL圏内の4位ボローニャとは、6ポイントの差が開く。OBのアンブロジーニ氏がミランのUCL出場権獲得の可能性を分析した。
「私は可能だと思う。6ポイント差ではあるが直接対決が残っている。私は毎回、『ミランは強いチームだ』と言っている。強いチームなら連勝できるはずだ。ミランはこれから、ナポリやフィオレンティーナ、アタランタ、ローマやボローニャと対戦する機会がある。極めて難しいかもしれないが、直接対決でこじ開けることは、不可能ではない」
「ミランは非常に強いチームなんだよ。だがセルジオ・コンセイソンは、まだチームをつかみ切れていない。理想的な形を見つけられていないのだろう。(ユスフ)フォファナは、このチームのレギュラーであると考える。彼は常にプレーするべきだよ。それからミランにおいて、現時点で(タミー)エイブラハムが(サンティアゴ)ヒメネスより上であることに一点の曇りもない。ミランは強いチームであり、3~5連勝くらいできるはずだ」
そんなミランの今後の行方を方向転換させることができるリーダーは存在するのだろうか? 元スイス代表のヴァロン・ベラーミ氏は、ここまでチーム内でリーグ戦最多となる9得点を挙げているクリスティアン・プリシッチとティジャニ・ラインデルスを挙げた。
「シーズン開幕時にリーダーだと思われていた選手たちはやや足りない部分があったが、その後はプリシッチとラインデルスは、技術面だけでなく、リーダーシップの面でも、チームをけん引している」
「(ラファエウ)レオンは、今シーズンについては途中出場の方がより決定的だ。特にコンセイソンの下では、プレスやインテンシティが求められるからね。スペースが生まれる時間帯に彼が入れば、違いを作り出すことができる」
最後に、マルコリン氏は、ラインデルスのプレーに言及しつつ、ミランの攻撃面を称える一方で、課題を指摘した。
「ミランのキーワードは、バランスだと思う。攻撃の際は破壊的なチームだが、フォンセカ指揮下もコンセイソン指揮下も、どちらも守備面が弱点になっている。それでも選手のクオリティで、常に決定的なプレーを見つけ出すことができた。ラインデルスの得点シーンは、縦パス3回から生まれた」
「彼は開幕時、中盤でプレーしていたが、現在はほぼトップ下だ。かなりゴールに近い位置でプレーしているので、よりフィニッシャーの役割を担うようになった。このゴールは難しいゴールだったよ。彼だけがシュートコースを見出していた。いずれにしても、今後、インテルのような攻守両面のバランスを見つけることが重要だ」
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)がかかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。