クラブOBでもある新指揮官イゴール・トゥードルの下で再出発し、初陣を勝利で飾った5位ユヴェントス。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権の確保を目指す老貴婦人は日本時間7日、6位ローマとの直接対決に敵地で臨むと1-1と引き分けた。
試合終了後、『ダゾーン』のインタビューに応じたユヴェントスの指揮官は、チームのパフォーマンスを分析すると、結果を前向きに受け止めた。
「前半はうまく攻撃を仕掛けて興味深いプレーが見られたので非常に気に入った。後半は相手が少し変化を加えてきて、コーナーキックで失点してしまったが、うまく試合を終えることができたと思っている。われわれの方が勝とうとする気持ちが強かった」
「ユーヴェは常に勝利を求めているとはいえ、これまでのチームのフィジカルやメンタルの状態を踏まえると、引き分けでも十分だ。正しい道を進んでいる。7連勝中だったローマに相手のホームで引き分けたことは、さらに成長していくための自信になった」
『ダゾーン・イタリア』の番組「Dazn Serie A Show」では、解説陣で元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニ氏が、ピエール・カルルを経由して生まれたマヌエル・ロカテッリの先制点のシーンで見られたような3バックの両脇のDFの攻撃参加に注目し、評価した。するとユーヴェ指揮官が説明を加えた。
「クオリティのある素晴らしいゴールだった。常に選手のクオリティで決まるものなんだ。相手にカウンターのチャンスを許さずに人数をかけ、両脇のCBを使って攻勢を仕掛けようとしていた。カウンターに関してローマは危険なチームなので、かなり予防に取り組んでいた。うまく試合に入れて、アプローチは気に入った。正しいメンタリティだったと言える」
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『ダゾーン・イタリア』の番組には、元ユヴェントスのレジェンド、ジャンルイジ・ブッフォン氏がゲスト出演し、スタディオ・オリンピコの一戦に見解を示した。
「今夜の試合を見た限り、ユヴェントスの選手たちがピッチにおいて、同じ方向へ進もうとしているように感じられた。以前はピッチにおいて苦しんでいるように見えていた。選手たちの考え方が共通しておらず、それぞれが独自の解釈をしていたからバラバラだったんだろう」
元ユーヴェGKは、ユーヴェ新指揮官に対し、直撃質問も行った。ユヴェントスで監督を務める夢を実現した喜びと、ユヴェントスの目標を達成しなければならない緊張感のどちらが大きいかを尋ねると、トゥードルが答えた。
「私はここへ来て10日ほどなので、アドレナリンと感動で緊張感は多少低くなっているかもしれないね。ユーヴェで指揮を執るのは素晴らしいことだが、可能な限り楽しみながら、仕事のことを考えなければならない」
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