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バルセロナがガビとの契約を2030年まで延長！仲間思いで、相手選手を苛つかせる“熱過ぎる”20歳MF｜ラ・リーガ
バルセロナは31日、スペイン代表MFガビ（20）との契約を延長したことを発表した。
30日にMFペドリとの契約延長を発表したバルセロナは、その翌日に同選手とスペイン代表でもコンビを組んでいるガビとも新契約を締結したことを報告。2026年まで結んでいた契約を4年延長している。
ガビは2015年にベティスからバルセロナの下部組織に移り、2020-21シーズンにバルセロナのトップチームでデビュー。自身をデビューさせたロナルド・クーマン氏、チャビ・エルナンデス氏、そしてハンジ・フリック現監督率いるトップチームで絶対的な主力としてプレーし続けている。プレービジョン、足元の技術、チームメートとの連係力、精力的な守備、そして何より誰とも比肩できない強烈な意思とインテシティーでチームが売りだ。
ガビは味方にとっては非常に頼もしく、一方で相手選手にとっては嫌なことこの上ない“熱過ぎる”選手として知られる。
スペイン『マルカ』によれば、ガビを知る人たちは彼が「自分よりも仲間のことを考えている人物」と証言しているという。バルセロナの下部組織時代から仲間思いで知られていたというガビは、DFパウ・クバルシのプレーを「嘆かわしい」と糾弾したある記者に対して、SNSで「嘆かわしいのはあんたの方だろう」と反論して話題になったことも。また温存でベンチスタートとなった先のバレンシア戦では、フリック監督に対して自身よりもプレー機会の少ないMFパブロ・トーレを途中出場させるように直訴している。フリック監督は「チームメートのことを思いやれるのは素晴らしい。私はガビが大好きだ」と絶賛していた。
その一方で、相手選手にとってガビの存在は、やはるたまったものではないようだ。激しい当たりのほかトラッシュトークも当たり前に行う同選手について、バルセロナの下部組織出身で現ラージョ・バジェカーノMFジェラール・グンバウは、次のように評した。
「ガビとの対戦がどういうものなのか、みんな知らないんだよ。あれは本当に苛つく。好戦的なDNAや魂を持つ、エネルギッシュ過ぎる選手だからね。相手のこともどんどん熱くしていくから、たまったものじゃないよ」
2023年11月に前十字靭帯断裂の重傷を負い、昨年10月に復活を果たしたガビは、相変わらず熱く激しいプレーでチームを支え、相手をかき乱す。今回の契約延長に際しては、バルセロナに対して抱える激しい愛情を強調していた。
「クレ（バルセロナファンの愛称）のみんな、人生のクラブと契約を延長できて幸せだ。今季、君たちに多くの喜びを与えられることを願っているよ」
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