ベルギーリーグの第8節が日本時間10日から12日に開催。注目試合の見どころを紹介する。
シント=トロイデンは前節、ヘンクと対戦してスコアレスドロー。シュミット・ダニエル、橋岡大樹、香川真司、林大地、岡崎慎司と5名の日本人選手が先発したが、結果を残すことはできなかった。とはいえ、優勝を争う今季のヘンクを相手に勝ち点1は悪い結果ではない。次に激突するリエージュは連勝中で9位につけているが、上位争いに顔を出したい10位シント=トロイデンからすれば必ず勝っておきたい相手だ。ヘンク相手の奮闘を繋いでいくためにもここで勝ち点3が求められるが、そのためにも岡崎、林、香川といった攻撃陣の活躍が必要となる。
最下位に沈むセルクル・ブルッヘと頭一つ抜け出して首位に立つアントワープによる一戦。セルクル・ブルッヘでは上田綺世が起用され続けているが、チームの総得点はここまで最少の「3」と攻撃陣に不満が噴出する状況であり、結果を残すことができなければテコ入れが入る可能性もある。一方のアントワープは開幕から7戦全勝と絶好調で、前節のウェステルロー戦では三好康児がチームの2点目をマーク。明暗が分かれる両クラブだが、セルクル・ブルッヘにとっては浮上のきっかけとする絶好の相手でもある。
昨季圧倒的な勢いで勝ち星を重ねて躍進を起こしたユニオンだが、今季はここまで4勝1分け2敗の5位。前節はズルテ・ワレヘムに3-1で競り勝ってアントワープとの上位対決で喫した敗戦から立ち直った姿を示した。なお、ユニオンには日本人DF町田浩樹が所属しているが負傷により今季はここまでプレーできず。昨季終盤に好パフォーマンスを見せていた貴重な戦力の復帰にも期待がかかるが、まずは2位ヘンクとの上位対決を制して少しでも良い位置をキープしておきたい。
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