サウジアラビアのアル・ナスルは29日、ポルトガル人FWジョアン・フェリックス(25)の獲得を発表した。契約期間は2年。
チェルシーで戦力外に近い扱いを受けていたJ・フェリックスは今夏、ベンフィカに復帰するとみられていた。ポルトガル『ボラ』曰く、チェルシーで年俸として800万ユーロ(約13億円)を受け取っていた同選手は、300万ユーロ(約5億円)まで減俸しても古巣に復帰する覚悟を固めていたとされる。
だが、同胞FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスルからのオファーは、その覚悟を揺るがすほどの魅力を持っていたようだ。『ボラ』によれば、J・フェリックスはサウジアラビアのクラブから2年で7000万ユーロ(120億円)、年俸にして3500万ユーロ(60億円)という申し出を受けて、首を縦に振ったという。またアル・ナスルは、チェルシーとの交渉を移籍金2000万ユーロ+インセンティブ2000万ユーロで合意に導いたとみられる。
J・フェリックスは下部組織から過ごしたベンフィカで頭角を現すと、2019年にアトレティコがクラブ史上最高額となる移籍金1億2700万ユーロを支払って獲得。だがアトレティコではディエゴ・シメオネ監督との確執もありながら期待したような成長を見せられず、2021-23シーズンの後半戦にチェルシー、2023-24シーズンにバルセロナとレンタル移籍を繰り返した。そして昨夏、今度は完全移籍でチェルシーに加わったが(移籍金5200万ユーロ)、同クラブでもレンタル移籍したミランでも、存在感を放つことはかなわなかった。
わずか25歳で、移籍金として総額2億900万ユーロ(約358億円)を動かしたJ・フェリックス。だが、同年齢で欧州リーグを離れてサウジアラビアに移籍することを惜しむ声も少なからず存在する。元アトレティコの選手で、現在はスペイン国営放送『La1』で解説者を務めるマリオ・スアレス氏は、SNSで次のようなメッセージを記している。
「信じられない! いくつものチームでレギュラーの座をつかめなかった後、25歳でアラビアに行くなんて……。それは世界最高レベルの才能ですら価値を持たないことを意味している。重要なのはメンタリティー、プレーに臨む姿勢、勝利を求める意欲、自分のいる場所に適応することなんだ」
「彼は移籍金1億2000万ユーロでアトレティに加わったが、チョロ(シメオネ監督)が間違えたのか? 君たちはどう思う? いずれにしても、ジョアン・フェリックスの幸運を祈っているよ」
● ソシエダ監督、久保建英の補強要請に「経験豊富な選手を求めているが…タケもわずかな出場機会しか得られない若手だった」|ラ・リーガ
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,250円(税込)がかかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
通常DAZNからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
| 料金プラン | 月額料金(税込) | ポイント |
|---|---|---|
| DAZN | 4,200円 | 年間プランがお得 |
| DMM×DAZNホーダイ | 3,480円 | DMMプレミアムとDAZNがセットで月々1,270円割引 |
| DAZN for docomo | 4,200円 | 特典を受ければ実質2,916円まで割引 |
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。