ポーランドのミハル・チェスラックにとって、WBOクルーザー級世界王者ローレンス・オコリーとの一戦は名誉挽回のチャンスだ。
WBC王座決定戦であったイルンガ・マカブでの敗戦は、チェスラックに傷をつけた。22戦の中で唯一の敗戦を喫したが、今はオコリー戦に集中し、このビッグマッチを制するために準備を進めている。
「正直に言って、メディアやファンなど周りの人がどう思っているか、全く気にしていないんだ。自分のことだけ、日曜日に自分がやることだけに集中しているよ」とチェスラックは記者会見で語った。「僕の地元ラドムやポーランドの他の街からたくさんのサポーターが来ることはわかっている。この戦いが待ち遠しいんだ」
「自分のことだけに集中している。彼のパンチがどれだけ強いか、彼がどれほど強いか、そんなことには興味がないんだ。日曜日(※現地時間)にやるべきことをやるだけ。そうすれば勝利を祝うことになるだろう」
一方のオコリーはヒリヒリするような雰囲気でメディアの前に現れた。プロキャリア15度目のKO勝ちをもぎ取りたいと望んでいる。
「これまで17戦を行ってきて、14度KO勝ちしている。この週末で試合数は18になり、15KOになる」とオコリーは切り出した。
「一番大事なのはパワーではないと思っている。日曜日のリングでは、パワー以外の面を見ることになるだろう。結局はKOで終わることになるが、だからこそ皆パワーのことについて気にしている。彼(チェスラック)の顔とポーランドのチームメイトから笑顔を拭い去ることができるだろう」
「これはマストだ。100パーセントKOで決着する。100万パーセントだ」
オコリー vs チェスラックのイベントは日本時間午前2時から放送開始される。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベンター両名の入場は4時半以降になるものと思われる。
DAZNから世界200以上の国と地域に生中継される(オーストラリアとニュージーランドを除く)
このイベントはロンドンのO2アリーナで開催される。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 2月28日(月) 02:00 | オコリー vs.チェスラック | WBO世界クルーザー級タイトルマッチ |
| 3月6日(日) 10:30 | ゴンザレス vs.マルティネス | スーパーフライ級12回戦 |
| 3月13日(日) 04:00 | ウッド vs.コンラン | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月20日(日) 11:00 | オルティスJr. vs.マッキンソン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月27日(日) 04:00 | マルティネス vs.ワーリントン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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