ゲンナジー・ゴロフキン(40勝1敗1分け、35KO)が、21回目となる世界ミドル級王者のタイトル防衛をなしとげるべく2020年最後の挑戦に臨む。
日本時間12月19日(土)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノのハード・ロック・ライブで、IBFのチャンピオンベルトをかけて不敗のカミル・セレメタと対戦する。
多くのボクサー同様、ゴロフキンとセレメタも、新型コロナウイルスのおかげで一年も残り数週間という時機になるまで、リングへの復帰を待たなければならなかった。なお、今回の対戦は最新の感染予防ガイドラインに従い行なわれる。
「今回のファイトはただのファイトではない。大きな意味のあるファイトだ」と、ゴロフキンは語った。
「俺はいつもすべての対戦相手を最大限にリスペクトしている。ボクシングができなくて、ずっと寂しかった。今年のうちに、どうしても戦いたかった。21回目の世界タイトル防衛という目標を果たしたい」
対戦するセレメタは2018年2月23日、自身の庭といっていいイタリアで、アレッサンドロ・ゴッディを2ラウンドで倒し、ヨーロッパのミドル級タイトルを勝ち取った。
スペインのルベン・ディアスとフランスのアンドリュー・フランシレットに勝利して2度の防衛を果たした後、セレメタはニカラグアのエドウィン・パラシコスを8ラウンドで倒し、ゴロフキン対レフヤンチェンコの前座試合でメキシコのオスカー・コルテスを2ラウンドで葬って、チャンピオンへの挑戦権を獲得した。
「母国ポーランドと俺の家族のためにこのタイトルが欲しい。GGGは偉大なチャンピオンで、歴史上最高のボクサーのひとりだ。だが、今こそチャンピオン交代の時期だろう」と、セレメタは語った。
「偉大なチャンスをありがとう。俺はポーランド出身で初めての世界ミドル級王者になるチャンスを必ずものにしてみせる」
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 12月19日(土) 08:00 | ゲンナディ・ゴロフキン vs.カミル・シェルメタ | IBF世界ミドル級タイトルマッチ |
| 12月20日(日) 10:00 | サウル・アルバレス vs.カラム・スミス | WBA世界スーパーミドル級王座統一選 |
| 1月3日(日) 09:00 | ライアン・ガルシア vs.ルーク・キャンベル | WBC世界ライト級次期挑戦者決定戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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