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ヴァージル・オルティスJr 独占インタビュー 3月のマッキンソン戦欠場を「間違いなくフラストレーションを感じていた」 | ボクシング

Steven Muehlhausen
ヴァージル・オルティスJr 独占インタビュー 3月のマッキンソン戦欠場を「間違いなくフラストレーションを感じていた」 | ボクシングDAZN
【ボクシング】日本時間8月7日、ウェルター級のヴァージル・オルティスJrが1年ぶりの復帰戦を行う。試合に先立ってDAZNのインタビューに応じた。
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2022年初戦となるはずだった3月のマイケル・マッキンソン戦に向けて、ヴァージル・オルティスJrにとって全てが順調だった。世界戦が待ち受ける1年にするべく、準備は整ったように見えた。

だが、人生は思ったようには進まないものだ。ファイトウィークの間に、オルティスは「横紋筋融解症」の診断を下された。病院に行ってみると、結果的に欠場を強いられてしまった。

オルティスは当時の状況をDAZNに語った。「試合の数週間前、たぶんほぼ1ヶ月前くらいかな。疲れや体が弱っているだけだと思ったんだ。すぐ治るだろうと思った。けれどそうはならなかった。それどころかどんどん悪化していった。それで検査をしてみると、ドクターが僕にナントカ(横紋筋融解症)って診断を下したんだ」

マッキンソン(22勝0敗、2KO)はそのイベントに出場することとなったが、対戦相手を見つけるのに苦労した。何人かにオファーを断られた後、アレックス・マーティンが対戦相手に決まった。紆余曲折あったものの、マッキンソンは完璧に試合をこなし、3-0の判定勝利で無敗を堅持した。戦いをなりわいとしているファイターにとって、戦えないという状況はフラストレーションのたまるものだ。オルティスはマッキンソンとマーティンがリングに上がったあの夜まで、葛藤を感じていた。自身の愛することをやっていないということを思い知らされた。

「イライラしていたね」とオルティス。「本当はイライラしなくてもよかったんだ。あの時は、『ああ、どうしたんだろう?』というようなものが見つからないようなものだったとしたら、と思うと、本当のところ(原因が見つかって)安心していたんだ。けれど、あの試合を見ていた時は、間違いなくフラストレーションを感じていた。『今あそこにいるのは僕だったはずなのに』という感じだった」

オルティス(18勝0敗、18KO)はそれほど長く欠場することにはならなかった。3週間ほど閉じこもり、ギターを弾いたりビデオゲームをしたりしていたが、その後ジムに戻り復帰に備えた。オルティスが健康を取り戻していくと、ウェルター級で戦うのをやめて154ポンド(スーパーウェルター級)に階級を上げるべきだと言う人が現れた。何の関連もないにもかかわらず、オルティスの病気を厳しい減量のせいだと主張したのだ。オルティスにスーパーウェルター級で戦ってほしい人たちに対しては、次のように返答した。

「そういう人たちは僕の合宿のメンバーではないし、何をやっているか知らないだろう」と訴える。「だからそういう意見は聞き入れなかった。何を言っているか、本当に気にしていなかったんだ」

「ウェイトを作ることはそもそも簡単なことじゃない。けれど、世界タイトルを獲るまではこの階級に留まるよ。留まることを自分に強いている感じでもない。感触はとてもいいよ」

オルティスの対戦相手を選ぶ段になって、プロモーターのオスカー・デ・ラ・ホーヤはビッグファイトを決行するため広い範囲に渡って検討した。だが、道はマッキンソンに戻ってきた。それはマッキンソンの望んだことであり、また、24歳のオルティスも起こるべくして起こったと感じていた。オルティスは無敗と連続KO勝利を維持するために、この試合を行う。オルティス自身は、勝つ自身はあるが、KOで勝てるかどうかは分からないという。

「無敗を維持したいと思っているよ」とオルティス。「いつでもそれは目標だ。でも、ノックアウトで、ということになると正直分からない。特にこういった相手に対しては、ノックアウトを狙いにはいかないだろう。罠や対策を張り尽くして待ち受けている相手に対してノックアウトを狙いにいくと、よくない結果が待っているからね。だから僕たちはその時の成り行きに任せて、主導権を握って、そしてチャンスが来れば倒しにいくだけだ」

ヴァージル・オルティスJr vs マイケル・マッキンソン 日時、開始時刻

  • 日時: 日本時間8月7日(日)
  • 開始時刻: 日本時間午前10時
  • メインイベント開始予想時刻: 日本時間午後0時頃

このイベントは日本時間8月7日午前10時から行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う2人の入場は日本時間午後0時頃と予定されている。

オルティス vs マッキンソン 放送予定

このイベントはDAZNから200以上の国と地域に生中継される。

オルティス vs マッキンソン 開催地

このイベントはアメリカ合衆国、テキサス州フォートワースのディッキーズ・アリーナで行われる。

ヴァージル・オルティスJr データと戦績

  • 国籍: アメリカ合衆国
  • 生年月日: 1998年3月25日
  • 身長: 177.8 cm
  • リーチ: 182.9 cm
  • 総試合数: 18試合
  • 戦績: 18勝0敗(18KO)

マイケル・マッキンソン データと戦績

  • 国籍: 英国
  • 生年月日: 1994年4月17日
  • 身長: 175.3 cm
  • リーチ: 177.8 cm
  • 総試合数: 22試合
  • 戦績: 22勝0敗(2KO)

ヴァージル・オルティスJr vs マイケル・マッキンソン 全対戦カード

  • ヴァージル・オルティスJr vs マイケル・マッキンソン: ウェルター級
  • マーレン・エスパーザ vs エバ・グスマン: WBC/WBA女子フライ級タイトルマッチ
  • モーリス・フッカー vs ブレア・コブス: ウェルター級
  • ベクテミル・メリクジエフ vs スラダン・ジャンジャニン: スーパーミドル級
  • アレックス・マーティン vs ハンク・ランディ: スーパーライト級

ボクシング 配信予定 | DAZN番組表

        
日時(日本時間)カード詳細
8月7日(日)
3:00
スミス
vs.オメイソン
英国スーパーライト級王座決定戦 12回戦
8月7日(日)
10:00
オルティスJr
vs.マッキンソン
ウェルター級12回戦

  ※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり

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