ケイティー・テイラーは5月にアマンダ・セラーノと対戦した。劇的な展開で熱戦となったこの試合は、結果的にスプリットデシジョンでテイラーが勝利した。それからほぼ半年が過ぎ、テイラーはロンドンのウェンブリー・アリーナに帰還。カレン・エリザベス・カラバハルを相手にライト級アンディスピューテッド王者の座を懸けて戦う。なお、この試合はDAZNから生中継される。
テイラーが勝利すれば、来年にはセラーノとのリマッチに向かうことになりそうだ。4つのベルトを持つテイラーにとって、防衛戦は常に大きな挑戦となる。DAZNはそれぞれのファイターにとっての勝利の鍵を探った。
カレン・カラバハルは時々ガードが高くなりすぎることがある。この状態ではボディへの攻撃に弱くなってしまう。
同様に、左でフェイントを入れる時や、左ジャブが功を奏し右に繋ごうとしている時、顔面の左側が無防備になってしまうことが多い。こうなると右オーバーハンドを食らうことになってしまう。4月のロレーナ・エディス・アグーボルデ戦では勝利したものの、このパターンで何度もパンチを受けることになってしまった。
ケイティー・テイラー戦ではこうしたミスは許されない。テイラーはアマンダ・セラーノ戦でも見せたように、ボディに打ち込み、そこからパワーの籠もった右オーバーハンドに繋げるだろう。
テイラーの圧倒的な実力を考慮すれば、カラバハルは試合を通じてクリンチを仕掛けることになると思われる。このアルゼンチン人ファイターのやるべきことは、クリンチの際にコンパクトなパンチを当てることだ。アマンダ・セラーノはこの作戦でテイラーのテンプルにハードパンチを命中させている。
この試合はカレン・カラバハルにとって、新アンディスピューテッド王者としてリングを降りる絶好のチャンスだ。大番狂わせを演じるためには、テイラーvsセラーノ戦のような打ち合いになると感じたら、カラバハルは特に手数を出さなければならない。カラバハルが序盤にジャブを放ちリードすることができたら、それを武器にプレッシャーをかけ、猛攻をかければ、テイラーを追い込み番狂わせに成功する可能性は十分にある。カラバハルはこのチャンスをモノにしなければならない。
ケイティー・テイラーの勝利の鍵のうち2つは、カラバハルがガードをタイトに固める必要があることに直接関係している。つまり、ボディを強打して右オーバーハンドに繋げることだ(下記参照)。テイラーは非常に強烈なボディブローを放つため、もしカラバハルのガードが高すぎると幸先が悪い。このような状況になれば、テイラーはカラバハルのボディを徹底して攻め、4つのベルトの防衛記録を増やしたいところだ。
アグーボルデが右オーバーハンドでカラバハルを追い詰めることができたのだから、ライト級アンディスピューテッド王者に同じことができるかどうかは自ずとわかるだろう。前述の通り、カラバハルは左ジャブを放つ時、顔面の左側を空けがちだ。テイラーが右オーバーハンドを放つタイミングを見計うことができれば、大きなダメージを与えることができる。それまでにカラバハルのボディを十分に攻めることができていれば、アルゼンチン人ファイターの肘が下がるタイミングを見て右オーバーハンドを放っていきたい。
マディソン・スクエア・ガーデンで行われたセラーノとの記憶に残る一戦では、女子ボクシングのスーパースターは中央に立って重いパンチを交わしあった。確かに打ち合いは非常に刺激的だ。だが、スプリットデシジョンで勝利はしたものの、打ち合いの代償を支払っていても不思議ではなかった。ファンを楽しませるためとはいえ、36歳になるテイラーがあのような打ち合いをしていたらたまったものではない。優れたボクシングスキルを駆使すれば、今回の試合で勝利を挙げるには十分だろう。テイラーのキャリアを伸ばすことにもつながるはずだ。
このイベントは日本時間10月30日午前3時より行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時頃と予定されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される(オーストラリアとニュージーランドを除く)。
この試合は英国・ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 10月30日(日) 3:00 | テイラー vs.カラバハル | 女子ライト級4団体タイトル戦 |
| 10月30日(日) 10:00 | ディアス vs.セペダ | ライト級12回戦 |
| 11月6日(日) 6:30 | ビボル vs.ラミレス | WBA世界ライトヘビー級タイトル戦 |
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