24歳にして、マウリシオ・ララは自身の評価を確立した。今やフェザー級で最も危険な選手の一人として認知されている。
2021年2月にジョシュ・ワーリントンを9ラウンドレフェリーストップで下したことで、自身を世界のステージでアピールすることに成功した。それ以来、126ポンドで恐れられる存在になった。
今回、ララは自身初の世界タイトルを獲得するチャンスに恵まれた。日本時間19日(日)、リー・ウッドの持つWBAフェザー級世界王座に挑戦する。なお、この試合の模様はDAZNから生中継される。
さて、このメキシコ人はベルトを持ってリングを降りることができるだろうか?DAZNのボクシングアナリストを務めるダレン・バーカーがララに求められることを分析した。
両者のうち、パンチ力がより強いのは間違いなくマウリシオ・ララだ。ララはなるべく早く持ち前のパワーショットを当て、リー・ウッドの牙城をこじ開けたい。
このメキシコ人は単刀直入な性格で、相手の出方など気にしないようなタイプだ。このようなキャラクターがララの危険なファイターたるゆえんでもあり、一方で弱点にもなっている。
マウリシオ・ララが好むのは左フックだ。これまで何度もこのフックを目撃してきたし、このフックがどれだけ凶悪かも分かっている。サウスポーの構えから放たれたという違いはあるものの、リー・ウッドは昨年のマイケル・コンラン戦で同様のショットを受けて倒れている。
ララがこのショットを狙っていくことは間違いない。インファイトを仕掛け、ジャブでリズムを作りながらフェイントを混ぜ、左フックを放つことを期待したい。
マウリシオ・ララはリー・ウッドのボディにまず狙いを定めたい。現WBAフェザー級世界王者は背を後ろにそらす傾向にある。頭を後ろにそらすとき、ボディはついていかないものだ。ララはフェイントやジャブを活かしてこのチャンスを作れば、その後顔面を狙うことが出来る。この一戦ではこれが重要になるかもしれない。
だが、攻撃時にただウッドの前に立っているだけでは駄目だ。ララは隙を見せがちなので、頭を動かさなくてはいけない。
このイベントは日本時間2月19日(日)午前4時より行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時49分頃と予定されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される。
このイベントは英国・ノッティンガムのモーターポイント・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 2月19日(日) 4:00 | ウッド vs.ララ | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 2月19日(日) 10:00 | ネリ vs.ホヴァニシアン | WBC世界バンタム級挑戦者決定戦 |
| 2月24日(金) 11:00 | ラミレス vs.パディラ | スーパーフライ級10回戦 |
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。