ジョン・ライダーは、サウル"カネロ"アルバレスとの対戦が自分にふさわしい理由を自ら説明した。
ライダーはスーパーミドル級のWBO指名挑戦者としてメキシコへ乗り込む。実績の差や完全アウェーの地での対戦という条件から、今回の対戦では下馬評が圧倒的に低い現状だ。
ライダーは、カネロに手術後の体力を披露する機会を与える格好になる。カネロが2022年のディミトリー・ビボル戦での敗北やゲンナジー・ゴロフキン戦での快勝を経て、再び好調を取り戻すことをメキシコのファンが期待している。
ライダーは「試合後、カネロの国のファンからリスペクトを受けるだろう」と考える。
「リングに向かう間にはブーイングが聞こえるかもしれないが、試合が終わる頃には歓声に包まれて去るだろう」ライダーは『Sky Sports』に語った。
「全てをかけて闘うつもりだ。彼らもそれを理解し、評価してくれるだろう」
ライダーは、コロナ禍の中でチャンスを掴もうと奮闘してきた日々を振り返った。
「コロナの間、まるで彼を世界中追いかけているみたいだった。彼のカードで誰かが病気になるかもしれないから、彼が試合をするタイミングで試合をするようにしていた」と彼は語った。
「長い間苦労した結果、今この立場にいる。この試合に挑むに相応しいチャンスを得た。ラッキーでもなければ、偶然でもない。自分は立ち直り、このポジションを勝ち取ったんだ」
「今、自分には本当にチャンスがあり、ここにいるのには理由があると感じている」
ライダーはさらに続けた。「暗い日々もあったけれど、次の日には太陽が輝くことをいつも信じて、努力を重ねてきた。今、自分たちが辿り着くと信じていたところに来ている。自分を信じ続けたことや、そしてもちろん周りのチームが支え続けてくれたことに感謝している。まさにその力を持って挑むよ」
「彼を倒しても、『昔のカネロではなかったからね』とは言われたくない」
「彼が最高の状態で臨むことを望むよ」
「彼に勝ちたい。男になりたいね」
このイベントは日本時間5月7日(日)午前8時に開始される。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は正午頃と予定されている。
このカードは、DAZNから世界200カ国以上に生中継される。
このイベントはメキシコ・グアダラハラのエスタディオ・アクロンで行われる。ここは、リーガMXチーム「クルブ・デポルティーボ・グアダラハラ」(通称チーバス)のホームスタジアムだ。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 5月7日(日) 8:00 | サウル・アルバレス vs.ジョン・ライダー | |
| 5月14日(日) 3:00 | KSI vs.ジョー・フルニエ | MF&DAZN:X Series 007 |
| 5月21日(日) 3:00 | ケイティー・テイラー vs.シャンテル・キャメロン |
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