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アマンダ・セラノvsダニラ・ラモス、3分12ラウンド制で女子ボクシングの歴史を塗り替える | ボクシング

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アマンダ・セラノvsダニラ・ラモス、3分12ラウンド制で女子ボクシングの歴史を塗り替える | ボクシングMatchroom Boxing
【ボクシング】女子ボクシング界で数々の功績を打ち立ててきたアマンダ・セラノが3分12ラウンドで防衛戦を行うことを発表。女子コンバットスポーツの地位向上を目指す。
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Most Valuable Promotions(MVP)は、ボクシング界において女性選手が男性選手と同等に扱われることを目指すことを使命にかかげ、重要な一歩を踏み出した。初めて女子統一王座戦を男子と同じルールで行うことを発表したからだ。

7階級王者であり、フェザー級アンディスピューテッド王者のアマンダ "The Real Deal" セラノは、WBOフェザー級指名挑戦者ダニラ "A Guerreira" ラモスとの戦いが決まった。試合は日本時間10月28日、フロリダ州オーランドのカリーブ・ロイヤル・リゾートで開催される。

セラノvsラモスの一戦は、MVPのシリーズ「モスト・バリュアブル・プロスペクツ」の第3弾に続けて行われる。セラノとラモスとの間で争われるWBO、WBA、そしてIBFフェザー級世界タイトルマッチは、3分12ラウンド制で行われる。これは男子の世界戦と同じルールであり、女子ボクシングに歴史的な前例が刻まれることになる。

なお、その前哨戦となる「モスト・バリュアブル・プロスペクツIII」のメインに登場するのはアントニオ・バルガス(16勝1敗、9KO)だ。10回戦でWBAコンチネンタル・アメリカス・バンタム級王座の防衛を目指す。「セラノ vs ラモス」と「モスト・バリュアブル・プロスペクツIII」は、DAZNから世界中に生中継される。

ボクシング・コミッション・コンバティブ・スポーツ協会(ABC)によると、女子の世界戦はこれまで1ラウンド2分、全10ラウンド制が採用されてきた。「セラノ vs ラモス」は、2007年の「レイラ・マッカーター vs メリッサ・ヘルナンデス」以来途絶えていた、新たな女子ボクシングのスタンダードとなるかもしれない。これが実現し、女子戦が男子戦と同じく1ラウンド3分、全12ラウンドで行われることになれば、15年以上にわたる空白が埋まることになる。世界がその眼差しを向ける中で、セラノとラモスは新世代の女子ボクサーたちに対して、男子と同じ舞台で統一世界戦を争えることを証明するだろう。

プエルトリコ初のアンディスピューテッド王者であるセラノは、2019年にヘザー・ハーディと厳しい10ラウンド戦を戦い抜き、WBOフェザー級のタイトルを手に入れた。その後同タイトルを5度防衛している。直近の試合でセラノはハーディに再戦の機会を与えたが、非の打ち所がない3-0の判定勝利でフェザー級4団体統一王座初防衛に成功した。

セラノは、2月にWBAフェザー級王者エリカ・クルスとの血戦を制し、アンディスピューテッド王者となった。その前にはデンマークのサラ・マフードを破っており、クルス戦で得たIBFのタイトルを自身のWBO、WBC、IBOフェザー級のベルトに加えることに成功した。2022年にマディソン・スクエア・ガーデンでケイティ・テイラーと対戦した歴史的な一戦は、スポーツ・イラストレイテッドの「今年の試合」とザ・リング誌の「今年のイベント」に選ばれ、さらにスポーツ・ビジネス・ジャーナルには「今年のイベント」にノミネートされた。

その力強いパンチだけでなく、プエルトリコ出身のセラノはボクシング界の平等推進の旗振り役でもある。2022年にケイティ・テイラーとの主役試合は、女子ボクシングにおいて同一賃金問題で新たな基準を作り、マディソン・スクエア・ガーデンで初めて女子2人がメインイベントを行うという前例を作った。セラノは、ラモス戦で歴史をさらに刻むつもりだ。性別に関わらず全てのボクサーが可能な限り等しく最高レベルで競り合うべきだという新しい、平等なスタンダードを築くだろう。

「ダニラ・ラモスはWBOの指名挑戦者かもしれないが、リングに上がれば、私がなぜフェザー級アンディスピューテッド王者なのか痛感するでしょう」とアマンダ・セラノは語った。

「この試合はベルト以上の意味がいくらかある。私たちは、女性として団結し、ボクシングにおいて同じ報酬、尊重、認知を勝ち取るために長く厳しい戦いをしてきた。10月27日の金曜日(※現地時間)に、私たちは再び歴史を作り、女子ボクシングがいかに素晴らしく、リングの中で男性と同じくらい、あるいはそれ以上にタフでダイナミックに戦えることを世界に証明する。これは、世界中の女性が男性と同様に扱われるための戦いなのです」

ブエノスアイレス出身でブラジルのサンパウロを拠点とするベテランファイター、ダニラ・ラモスは、8月28日にセラノの持つWBOフェザー級王座への指名挑戦者に指名された。8月18日には、ブエノスアイレスでWBOフェザー級暫定王座ブレンダ・カレン・カルバハルとの一戦に勝利し、挑戦権を得ることに成功していた。なお、カルバハルは2022年5月13日から暫定王座を保持していた。ラモスもセラノと同じ考えと願いを持っており、男女でエリートボクシングのルールが同じであるべきだと世界に示す心づもりがある。

「アマンダ・セラノと対戦するこの12ラウンド3分の統一王座戦では、私たち女性が長年にわたって打ち破りたかった障壁を破ることになる」とダニラ・ラモスは語った。

「私たちは歴史に名を刻み、その名を記すことになる。これは2人の女性ファイターによる戦いだ!私はこれまで以上にこの試合に備えている。フロリダ州オーランドで戦う際にはブラジルを誇り高く代表して、すべてのベルトを持ち帰るつもりだ」

「MVPは設立から2年間、ボクシング界に変革と革新をもたらすことに注力してきた。アマンダ・セラノはその重要な柱だ。彼女は最高の女子ボクサーの一人であるだけでなく、シンプルに最高のボクサーの一人だ」と、Most Valuable Promotionsの共同創設者であるナキサ・ビダリアンとジェイク・ポールは語る。

「10月27日の金曜日、アマンダはこのスポーツの大使であり、全ての女性アスリートの代弁者であることを再び示すだろう。このスポーツを最高のものに変えるために彼女が行ってきた献身的な取り組みは、何もかも称賛に値する。それをリング外では品格を持って、リング内では極度の集中力で行っている。また、女性が平等であることを世界に示すというダニラ・ラモスの決意も評価したい。さらに、この歴史的なイベントの一部となり、この試合を承認したフロリダ州アスレチック・コミッションに感謝したい」とも述べた。

「アマンダ・セラノは真の先駆者であり、革新者だ」と、DAZN北米のCEO、ジョー・マルコウスキーは語った。

「DAZNがアマンダと仕事を始めて以来、彼女は3分のラウンド制を推進してきた。だから、10月27日にはこのスポーツにとって歴史的な夜に関与できることを誇りに思っている。この一戦は世界中でDAZNから視聴することができます」

ボクシング 配信予定 | DAZN番組表

日時(日本時間)カード詳細
9月10日(日)
1:00
サムリーン
vs. ゴンサレス

ライト級10回戦

9月16日(土)
9:00
フィエロ
vs. サマリッパ

NABO北米ライト級タイトルマッチ

9月17日(日)
8:00
ナバ
vs. ラミレス

スーパーライト級8回戦

9月17日(日)
9:00
セペダ
vs. ヘスタ

WBA米大陸ライト級タイトルマッチ

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