ノッティンガムにあるモーターポイント・アリーナは、日本時間日曜未明のイベントに向けて準備万端だ。本イベントのメインイベントではリー・ウッドが指名挑戦者マイケル・コンランを迎え、WBAフェザー級正規王座防衛戦を行なう。
トップクラスのボクシングイベントがイースト・ミッドランドにやってくるのは、カール・フローチが全盛期だった頃以来、久しぶりのことだ。ウッドは防衛記録を伸ばし、自身の遺産を築こうとしている。
だが、ウッドの初となる防衛戦は、これ以上ないほどの手練に相対することになった。コンランのアマチュア時代の実績は十分。オリンピックで銅メダルを獲得し、さらにアマチュア世界ボクシング選手権では金メダルを獲得しており、この他にも輝かしい経歴を持っている。
DAZNで生中継される土曜夜(※現地時間)のイベントは、記憶に残るイベントの一つに加えられる可能性が高い。この一戦に対して数多くのベッティングが行われている。その経過を見てみよう。
※オッズは英国とアイルランドのみで利用可能なBetfredを参照
リー・ウッド:6/4
マイケル・コンラン: 4/7
引き分け: 20/1
Betfred (3月10日時点)のオッズでは、コンランの勝利が優勢となっており、4/7という数値をつけている。これは70ポンド(約10700円)を賭けると、掛け金70ポンドの返金の他に40ポンド(約6100円)が得られるということだ。一方のウッド勝利のオッズは6/4となっており、40ポンドを賭ければ原資の返金の他に60ポンド(約9200円)が得られるということだ。
ウッドはプロキャリア25勝2敗を誇り、そのうち15度の勝利をKOで飾っている。一方のコンランは16勝0敗8KOとなっている。
全く異なるファイティングスタイルの二人がぶつかり合うこの試合は、面白い一戦になるはずだ。
ウッドは持ち前のパンチ力を駆使し、最後のゴングが鳴る前に試合を終わらせるつもりだろう。だがコンランは巧みな動きで有名で、リング内の敵を苛立たせることができる。
リングの中心で主導権を握ることがこの試合では重要になる。昨夏シュ・ツァンを倒しWBA正規王者になったときには、ウッドは自身の長所を活かしていた。
コンランも同じことを狙ってくるだろうが、警戒を怠らず、ウッドとの打ち合いにならないようにしなければ、試合は一方的に終わってしまうだろう。これはベルファスト出身のコンランが望む展開ではない。
序盤のコンランの動きに注目したい。一方のウッドは自分のチャンスが訪れるまで慎重になる必要がある。だが試合が進むにつれて、王者はコンランにダメージを与え始めるだろう。そうなるとコンランは最後の数ラウンドで手も足も出なくなるかもしれない。
Astbury記者の予想:リー・ウッドの11ラウンドでの勝利(Betfred でのオッズ:40/1)
このイベントは日本時間午前4時から開始される。アンダーカードの進行次第だが、メインイベントを戦う両者の入場は午前7時15分頃となっている。
このイベントはDAZNから200以上の国と地域に生放送される(オーストラリアとニュージーランドを除く)。
このイベントはイングランド・ノッティンガムにあるモーターポイント・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 3月13日(日) 04:00 | ウッド vs.コンラン | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月20日(日) 11:00 | オルティスJr. vs.マッキンソン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
| 3月27日(日) 04:00 | マルティネス vs.ワーリントン | IBF世界フェザー級タイトルマッチ |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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