ユヴェントス新監督はナポリを優勝に導いたコンテ？「常に宙ぶらりんの状態のコーチ人生を受け入れる」とCL権確保のトゥドール監督

ユヴェントスのイゴール・トゥドール監督が去就に言及した。25日、『ESPN』が伝えた。

セリエA最終節でヴェネツィアと対戦したユヴェントスは3-2で劇的勝利。MFマヌエル・ロカテッリのペナルティキックが決勝点となり、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得する4位でシーズンを終えた。

試合後、今年3月に就任したトゥドール監督は「たくさんの感情が湧き上がり、信じられないほどのアドレナリンが出た」と喜びを口にした。ロカテッリも「シーズン中、確かにミスはいくつかあった。しかし、チャンピオンズリーグ出場は我々の目標の一つであり、それを達成することができたんだ」とCL出場に安堵（あんど）した。

最終節で目標を達成し、6月に開催されるクラブワールドカップに向けて弾みをつけたユヴェントスだが、指揮官の去就は不透明のままだ。トゥドール監督との契約はシーズン終了までとなっており、クラブはナポリを優勝に導いたばかりのアントニオ・コンテ監督の再任に興味を示しているとも伝えられている。

トゥドール監督は「常に宙ぶらりんの状態のコーチ人生を受け入れる必要がある。まずはクラブワールドカップの前に選ばなければ」と、今後クラブとの話し合いが行われるようだ。