アントワープが劇的な形で66年ぶりのリーグ優勝を達成した。
4日に行われたベルギーリーグ最終節プレーオフ1、首位のアントワープ（勝ち点46）と3位のヘンク（勝ち点45）が直接対決を迎えた。
左膝前十字靭帯損傷断裂で長期離脱していたアントワープの三好康児が8カ月ぶりにベンチ入りした試合は、45分にトル・アロコダレのゴールでヘンクが先制。しかし、アントワープも直後にジラノ・ケルクがネットを揺らし、1-1で前半を終える。
迎えた後半、75分にブライアン・ヘイネンのゴールで勝ち越したヘンクが逆転優勝可能な立ち位置に。それでも後半アディショナルタイム、ペナルティアーク手前からトビー・アルデルヴァイレルトが強烈な右足シュートをゴール左上に突き刺し、同点とする。
結局、このゴールにより、試合は2-2で終了。アントワープが劇的弾により、1956-57シーズン以来となる5度目のリーグ制覇を達成した。なお、アントワープの三好康児は昨年10月に左膝前十字靭帯損傷で長期離脱し、今季10試合の出場にとどまった。
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