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【注目選手】ボール奪取の達人、小さな巨人エンゴロ・カンテ | チェルシー | プレミアリーグ

読了時間 4分
2021-01-03-N'Golo Kante-Chelsea (C)Getty Images

「地球上の71%は水で覆われている。残りの29%はエンゴロ・カンテがカバーしている」

チェルシーでプレーしたフランス代表のレジェンドであるマルセル・デサイーは以前、カンテをそう評した。だが、カンテがこれまで見せてきたパフォーマンスはこの大げさな表現でさえ腑に落ちる説得力を持っている。

カンテは、若くして台頭するスターが多いフランス出身の選手としては遅咲きだった。22歳だった2013年時にはまだリーグ・ドゥ(フランス2部)のカーンに所属。2013-14シーズンにチームを昇格に導く活躍を披露すると、ここでのプレーがレスターのスカウティングチームの目に留まることに。2015年の夏には推定移籍金450万ユーロでプレミア移籍を果たした。

そして、転機となったのは2015-16シーズン。クラウディオ・ラニエリ監督の下で最初はウインガーとして起用されたカンテだが、セントラルMFにコンバートされるとその能力を発揮。素晴らしい危険察知能力と圧倒的なボール奪取能力を見せつけ、フォクシーズの快進撃を支えた。

リヤド・マフレズやジェイミー・ヴァーディといった選手と共にレスターに欠かせない選手となったカンテの実力は、シーズン中盤には誰もが認めるほどに。タックル数「175」、インターセプト数「156」、リカバリー「326」、デュエル勝利数「277」など数々の驚異的なシーズンスタッツを残したカンテは、最後まで走り切ったレスターの奇跡の優勝の立役者の一人となったのだ。

このような選手をビッグクラブが放っておくはずもなく、翌シーズンには推定移籍金3200万ポンドでアントニオ・コンテ監督が就任したチェルシーに引き抜かれる。1年でその価値を約9倍にした男はチームが変わってもその力を見せ続け、3-4-3の布陣の屋台骨として躍動。クラブを変えながらも、2シーズン連続のプレミアリーグ制覇という快挙を成し遂げた。

この活躍により、カンテは完全に世界最高の守備的MFの一人という評価を確立。その後、マウリツィオ・サッリ監督の下でインサイドハーフとしても高い能力を示したカンテは、フランス代表でも不動のレギュラーに。2018年のロシア・ワールドカップ制覇に多大な貢献を果たし、世界王者の称号を手にした。

数々の栄誉を手にしてきたカンテだが、その素顔は派手な生活を嫌い、謙虚さを忘れない素朴な男。リーグ優勝やW杯制覇の際にもカメラを占領することなく、トロフィーもチームメートたちが掲げた後にひっそりと触るぐらいのシャイな選手だ。慈善活動にも精を入れるなど、フットボーラーとしての才能だけでなく、一人の人間としての素晴らしさこそがカンテが多くの人に愛される理由であり、最大の魅力なのだ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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プレースタイル

レ・ブルーの偉大な先輩であるクロード・マケレレと比較されることは多いが、守備偏重だった同選手よりカンテは攻撃的センスを備えている選手と言える。ボール奪取や的確なタックルが持ち味であることはもちろん、攻撃を許された際には推進力あるドリブルで敵陣に侵攻することも可能。上背こそないものの、手の使い方が抜群にうまく、不用意なボールロストをする場面もほとんどない。どんな監督だろうと、チームに一人は欲しいタイプの選手だ。

動画:プレー&ゴール集


プロフィール・経歴

エンゴロ・カンテ/N'Golo Kante
1991年3月29日生まれ 169cm・68kg 利き足:右

シーズン 所属クラブ 出場・得点
2011-12 ブローニュ 1試合・0得点
2012-13 ブローニュ 37試合・3得点
2013-14 カーン 38試合・2得点
2014-15 カーン 37試合・2得点
2015-16 レスター・シティ 37試合・1得点
2016-17 チェルシー 35試合・1得点
2017-18 チェルシー 34試合・1得点
2018-19 チェルシー 36試合・4得点
2019-20 チェルシー 22試合・3得点
2020-21 チェルシー 19試合・0得点

※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)

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