アトレティコ・デ・マドリードは30日、トッテナムに所属するスペイン人DFセルヒオ・レギロン(25)をレンタルで獲得した。
アトレティコは、ワールドカップ参加のために出場機会を欲していたブラジル人DFレナン・ロディをノッティンガム・フォレストに1年レンタルで放出。その後釜の左サイドバックとして、レギロンを同じく1年レンタルで獲得している。
レアル・マドリードの下部組織出身で同クラブに15年にわたって在籍したレギロン。2019-20シーズンにセビージャにレンタル移籍して活躍を披露すると、トッテナムが2020年夏、移籍金3000万ユーロをレアル・マドリードに支払って自クラブに引き入れた。しかしながら今季、アントニオ・コンテ監督のもとで戦力外扱いとなり、移籍が噂されていた。
なおレアル・マドリード出身のレギロン獲得は、同クラブを嫌悪するアトレティコサポーターから、少なくない反感を買うとも予想されている。だがディエゴ・シメオネ監督は先に、アトレティコがこれまでもレアル・マドリード出身選手を獲得してきたことを強調していた。
「フアンフランもレアル・マドリーに在籍した過去がある。フィリペだって同じだろう。そんな彼らはこのクラブの歴史の一部だ。アルバロ(・モラタ)は並外れたプレーを見せているし、マリオ・エルモーソはラ・リーガ優勝に大きく貢献してくれた。ジョレンテはここでブレイクを果たしている」
「私は彼らをマドリーの選手とは捉えていない。彼らはフットボールの選手のはずだろう」
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