アトレティコ・デ・マドリードは21日、FWジュリアーノ・シメオネ（20）との契約延長及び、同選手のアラベスへのレンタル移籍を発表した。
シメオネ監督の三男であるジュリアーノは2019年にリーベル・プレートを離れて、父がトップチームを率いているクラブ、アトレティコの下部組織に入団。Bチームで得点王になるなど存在感を放つと、昨季はレンタル移籍によってラ・リーガ2部レアル・サラゴサでプレーし、9得点3アシストの活躍でアイドルのように扱われた。
アトレティコはそんなジュリアーノと2025年まで結んでいた契約を3年間延長し、今季ラ・リーガ1部復帰を果たしたアラベスに貸し出すことを決定。ついにスペイン最高峰のリーグ戦に挑戦することになったジュリアーノはアトレティコへの愛情及び、父が率いるチームでプレーするためにも、さらなる成長を誓っている。
「この素晴らしいロヒブランコ（赤白）の家族でいられることに大きな幸せを感じている。ファンの愛情とサポートに感謝を伝えたい。この家族でいられること、アトレティコの人間である以上に素晴らしいことなんてないんだよ」
「サラゴサで素晴らしいシーズンを過ごし、人間としても選手としても成長できた。今、僕はかつてないほどに努力をしなくてはならない。もっと上を目指すために、ね」
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