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魔術師、優れた頭脳、カピターノ…インテル&フィオレンティーナOBの伊解説陣2人が“理想のイレブン”を選出!往年の名選手も! | セリエA

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魔術師、優れた頭脳、カピターノ…インテル&フィオレンティーナOBの伊解説陣2人が“理想のイレブン”を選出!往年の名選手も! | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】現役時代にインテルおよびフィオレンティーナでプレーした経験を持つジャンパオロ・パッツィーニ氏とボルハ・バレロ氏が、両チームにおける元同僚で構成された歴代ベストイレブンを選出した。

2日1:00(日本時間)に予定されているセリエA第28節インテル対フィオレンティーナを前に、過去にインテルおよびフィオレンティーナで活躍した『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣ジャンパオロ・パッツィーニ氏とボルハ・バレロ氏の2人が特番に出演。両チームでチームメートだった選手の中から、各チーム最大6人までを選出し、“理想のベストイレブン”を発表した。

パッツィーニ氏が悩んだGK部門

伊解説陣はまず、理想のGKを選出した。パッツィーニ氏は、元インテルのジュリオ・セーザルと元フィオレンティーナのセバスティアン・フレイの間で悩んだ末、人数制限を考慮して後者「スーペル・セバ」を選択。一方、バレロ氏は、インテルのサミル・ハンダノヴィッチをゴール前に据えた。「選手としてだけでなく、人間性も含めてカピターノを選んだ。私にとって極めて重要な存在だった。自宅に彼のユニフォームを持っているが、彼のグローブも欲しいくらいだ」と話した。

DF部門、若きキエッリーニは惜しくも落選

続いてパッツィーニ氏は、守備に4バックを敷き、右サイドバックにはマイコンを置いた。「一切迷いがなかった。彼はFW並みの決定力を持ち、桁外れの選手だった」と語ると、センターバックには自身がフィオレンティーナに所属していた時のルームメートであり、主将を務めていたダリオ・ダイネッリ、そして元インテルのワルテル・サムエルを選択した。

また左SBについては、フィオレンティーナ時代の「若きキエッロ」、ジョルジョ・キエッリーニと迷ったことを明かしつつ、マヌエル・パスクアルを選出。「本当に彼のクロスは僕らFW陣にとって天の恵みだった」と語った。

2022-08-30-internazionale-milan-skriniar(C)Getty images

一方、バレロ氏は3バックを採用。「まずは偉大な(ミラン)シュクリニアルだ。過小評価されているところもあるが、非常に重要な選手だと考える」とインテルDFを選択した理由を述べた。

その隣には元フィオレンティーナのゴンサロ・ロドリゲスを置き、「私の親友であり、元ルームメートだ。彼と一緒にいくつもの戦場をくぐり抜けてきた」と語った。3人目に同じく元フィオレンティーナのステファン・サヴィッチを挙げた。

驚くべき判断スピード、過小評価されたMF

パッツィーニ氏が、中盤の1人目に選んだのは、元フィオレンティーナのファビオ・リヴェラーニ。「過小評価されていた選手だが、頭脳が優れていた。驚くくらい判断のスピードが早く、並外れた技術も持っていた」と選手の特徴を振り返った。

続いて「インテルで私のカピターノだった」ハビエル・サネッティを選択。「左インサイドハーフに置くが、プーピはかなりユーティリティ性のある選手だったからね」と語ると、右インサイドハーフには、「ドラゴこと(デヤン)スタンコヴィッチ」を置いた。「闘志やクオリティ、パーソナリティやフィジカル、シュートなど、あらゆる点において重要な選手だった」と評価した。

一方、バレロ氏は、MFを4人選出。まず、ボランチの2人を選び、「素晴らしいペアだと思う。もし一緒にプレーしていたとしたら、最高だっただろう」と語り、元フィオレンティーナのダビド・ピサーロとインテルのマルセロ・ブロゾヴィッチを挙げた。

続いて右ウィングバックには、元フィオレンティーナのホアキン・サンチェスを選択。「私のホアキンだ。彼は魔術師だよ」とコメントすると、左WBには、元インテルのジョアン・カンセロを置いた。バレロ氏は「並外れた選手だ。若かったが、唯一無二のクオリティを持っていた」と語った。

Zanetti esulta(C)Getty Images

パーソナリティやカリスマ性で多くを与えたレジェンドFW

パッツィーニ氏は、「FW陣はかなりの選択肢があった」と明かしつつ、2トップの背後に元インテルのヴェスレイ・スナイデルを選出。「技術的クオリティを持ち、キックが上手く、並外れた選手だった。私は一緒にプレーできて光栄だったよ」と振り返った。

さらに元フィオレンティーナFWは、2トップに悩んだ末、1人目のルカ・トーニを選択。「私の兄のような存在だったし、彼が31ゴールを挙げてゴールデンシューを獲得したシーズンを一緒に過ごしたが、ものすごかったよ」と述べた。

2023-04-01-2007-italy-luca-toni(C)Getty images

パッツィーニ氏は最後に、トーニのパートナーとして元インテルのサミュエル・エトーを選出。元カメルーン代表FWを絶賛した。

「意欲やパーソナリティ、カリスマ性で周囲に多くを与えてくれた選手だ。スタッツを見ても、彼のすごさが分かる。サミュエルと一緒にプレーできたことは、私にとって大きな誇りだ。それに人間性も偉大だった」

2023-04-01-2011-inter-samuel-etoo(C)Getty images

対するバレロ氏は、左ウィングに元インテルのイヴァン・ペリシッチを選択。「インテルのスクデットの年に違いを作り出した重要な選手だ。現在も彼の不在が感じられるように思う」とコメントした。

続いて1トップには、元フィオレンティーナのジュゼッペ・ロッシを挙げ、「私の親友だ。ペピートは、並外れたクオリティを持っていた。ケガがなければ、間違いなく、もっと偉大な選手になっていたはずだ」との見解を示した。

最後にバレロ氏は、「この私のチームの強みだ」として、右ウィングに元フィオレンティーナのモハメド・サラーを置いた。「彼を紹介する必要なんてないだろう。現在も違いを作り出している選手だからね。一緒に過ごしたあの半年間、信じられないようなプレーを見せてもらったよ」と振り返った。

軍配はパッツィーニ氏に?

両者による理想のベストイレブンが完成すると、パッツィーニ氏は「これなら私のチームが簡単に勝つだろうね」と勝利に自信を見せると、バレロ氏は「そんなことはない。それは分からないだろう」と述べ、反論して番組を締めくくった。

ジャンパオロ・パッツィーニの理想のイレブン(4-3-3)

  • GK…セバスティアン・フレイ
  • DF…マイコン、ダリオ・ダイネッリ、ワルテル・サムエル、マヌエル・パスクアル
  • MF…デヤン・スタンコヴィッチ、ファビオ・リヴェラーニ、ハビエル・サネッティ
  • FW…ヴェスレイ・スナイデル、ルカ・トーニ、サミュエル・エトー

 

ボルハ・バレロの理想のイレブン(3-4-3)

  • GK…サミル・ハンダノヴィッチ
  • DF…ミラン・シュクリニアル、ゴンサロ・ロドリゲス、ステファン・サヴィッチ
  • MF…ホアキン・サンチェス、ダビド・ピサーロ、マルセロ・ブロゾヴィッチ、ジョアン・カンセロ
  • FW…イヴァン・ペリシッチ、ジュゼッペ・ロッシ、モハメド・サラー

 

放送・配信予定

  • インテル vs フィオレンティーナ
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2023年4月2日(日)日本時間1:00
  • 実況:北川義隆
  • 会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ

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