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バルセロナ、レアル・マドリーとの死闘を制して16度目のスーペルコパ制覇!前半ATに3点が決まる白熱の展開…ハフィーニャが殊勲の決勝弾

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【欧州・海外サッカー ニュース】バルセロナが決勝クラシコを制してスーペルコパ優勝。

11日のスペイン・スーパーカップ(スーペルコパ)決勝、バルセロナ対レアル・マドリーは3-2でバルセロナが制し、2年連続16回目の優勝を果たしている。

コパ準決勝でバルセロナがアトレティック・クルブを5-0、レアル・マドリーがアトレティコ・マドリーを2-1で下して、4年連続となる決勝でのクラシコが実現。ここまでの3試合はバルセロナが2勝、マドリーが1勝となっており、勝ったチームはそのままラ・リーガでも優勝を果たしている。タイトルが懸かっているだけでなく今後を占う一戦でもある。

バルセロナは恥骨炎の痛みのため、アトレティック戦でベンチスタートとなったヤマルが先発復帰。全スタメンはGKジョアン・ガルシア、DFクンデ、クバルシ、エリック・ガルシア、バルデ、MF後列フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、前列ヤマル、フェルミン、ハフィーニャ、FWレヴァンドフスキで、4-2-3-1のシステムを使用している。

システム面でサプライズを用意していたのは、レアル・マドリーの方だった。この試合の結果次第で解任の可能性があるシャビ・アロンソ監督はGKクルトワ、DFカレーラス、ハウセン、チュアメニ、ラウール・アセンシオ、バルベルデ、MFベリンガム、カマヴィンガ、ロドリゴ、FWゴンサロ、ヴィニシウスをスタメンに。ここ最近は4バックを使ってきた同監督だが、今回は守備時にバルベルデがDFラインまで下がる5バックと4バックの可変システムを採用している。

前半はバルセロナがボールを持って攻め込み、マドリーがプレーの成熟度や調子で劣っていることを認め、割り切って堅守速攻で対応する展開に。バルベルデが右ウィングバックを務めるのは、ハフィーニャの突破を警戒して、右サイドの守備に厚みを持たせるためだった。

マドリーのバルセロナ対策はほぼ完璧で、ほとんどチャンスの生まれない、手堅い(見ようによっては退屈な)ゲームが途中まで展開された。だが36分、その流れが突として崩れて、バルセロナが先制に成功した。ピッチ中央でのロドリゴのパスミスをぺドリが拾い、左サイドのハフィーニャにパス。ブラジル人FWはそのままペナルティーエリア内左に入り込むと、相対するチュアメニが対応できない素早い動きから左足でシュートを放ち、ネットを揺らしている。

リードを得たバルセロナはその後ヤマルが躍動し、畳み掛けるような攻勢を仕掛ける。しかし前半AT2分、マドリーが彼ららしく、試合の流れを無視する圧倒的な個人技から同点に追いついた。決めたのは、16試合無得点だったヴィニシウスだ。ハーフウェーライン辺りからドリブルを開始したヴィニシウスは、一気に左サイドを駆け抜けると、相対するクンデを股抜きでかわしてペナルティーエリア内左に侵入。カバーに入るクバルシを眼前に右足でボールを叩いて、枠内に転がしている。すべて一人で完結した圧巻のゴラッソ……マドリーサポーターからも批判を受けてきたヴィニシウスが、自身の価値を強烈にアピールしている。

だがバルセロナはこのゴラッソにも気後れせず、AT4分に勝ち越し弾を決めた。ぺドリのスルーパスからレヴァンドフスキがチュアメニ&ハウセンの間を抜けてペナルティーエリア内に侵入。右足のシュートでGKクルトワを破っている。

バルセロナが勝ち越して、前半は終了するかに思えた。が、前半AT6分にマドリーが再び同点に追いついた! ロドリゴの右CKにハウセンが頭で合わせると、ボールはハフィーニャの頭とバーに当たって跳ね返る。これに反応したゴンサロがバランスを崩しながら右足でシュートを放ち、フワッと浮いたボールが枠内に飛び込んだ。前半は45分以降に3点が決まる白熱の内容で、2-2で終了のホイッスルが吹かれている。

迎えた後半もバルセロナがボールを保持して攻め込み、マドリーが速攻を仕掛ける展開は変わらず。マドリーは勢いに乗るヴィニシウスにボールを集め、背番号7はその期待に応えて鋭いドリブルからバルセロナ守備陣をかき乱していく。だが55分、内に切れ込んでから放ったシュートはGKジョアン・ガルシアに弾かれ、62分に彼のお膳立てからロドリゴが叩いたボールもバルセロナ守護神に止められている。

バルセロナのフリック監督は67分に交代カードを2枚切り、フェルミン、レヴァンドフスキを下げてダニ・オルモ、フェランを投入。対するシャビ・アロンソ監督は68分にバルベルデを下げてアルダ・ギュレルを入れている。

そして73分、次のゴールが決まった。バルセロナの勝ち越しゴールだ。ダニ・オルモの横パスにペナルティーアークのハフィーニャが反応。軸となる左足を滑らせ、バランスを崩しながら右足でシュートを打つと、これが結果的にクルトワの意表を突いた。意図せず放たれたループシュートが、横に飛んだマドリー守護神の頭上を越えて枠内に収まっている。

三度ビハインドを負ったシャビ・アロンソ監督は、76分にゴンサロ、ハウセンをエンバペ、アラバ、82分にカマヴィンガ、ヴィニシウスをセバージョス、マスタントゥオノに代えて猛攻を仕掛けようと試みる。しかしながら83分にエリック・ガルシア、ハフィーニャをジェラール・マルティン、ラッシュフォードに代えたバルセロナがボールを保持しながら時間を使い続け、マドリーの勢いを削いでいった。

91分にはフレンキー・デ・ヨングがエンバペに足裏タックルを食らわせ、一発レッドで退場に。マドリーは数的優位に立ったものの、後半ATにカレーラス、ラウール・アセンシオが決定機を外してしまい、結局バルセロナの逃げ切りを許している。バルセロナは通算16回目のスーパーカップ優勝で、13回優勝のマドリーに差をつけた。解任が噂されてきたシャビ・アロンソ監督がどうなるかも、気になるところだ。