リーグ・アンの開幕に先駆けてトロフェ・デ・シャンピオンが開催。リーグ戦王者とカップ線王者が激突する一戦はどのようなものになるのか。
今夏のパリ・サンジェルマンは監督交代や選手の入れ替え、そしてジャパンツアーなど大忙しのプレシーズンを送った。
新監督であるクリストフ・ガルティエは3-4-2-1の新たな並びを試しており、サイド攻撃と素早い切り替えを強く意識させている模様。その上で、前線の3人、リオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エンバペには実質的な守備免除を認めている。ジャパンツアーでは川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪に3連勝したものの、守備面では不安も。3バックの裏を取られるシーンも多く、格下を相手に2試合で失点を喫しているのは気がかりだ。
ガルティエ監督はジャパンツアーでフランスメディアから質問が飛ぶと、「修正点を見出すことができた。選手同士の補完的な役割をしっかりと詰めていこうと思う。選手のDNAはリスクを冒しながら攻めていくということ。最大限のゴールを決めるのがDNAで、それは変えてはいけない」と話しており、守備面での改善を求めた。
なお、絶対的な中心選手の一人であるエンバペは出場停止。そのため、マウロ・イカルディが代役として先発することが濃厚だ。
今夏ポルトから加入した新鋭ヴィティーニャ。自らドリブルでリズムを作れるタイプで、確かなパスセンスを持ち、チャンスメイクもこなすことができる。ジャパンツアーでは2試合に先発し、巧みなポジショニング、素早い攻守の切り替えなども意識しており、クリストフ・ガルティエ監督へのアピールに成功した。まだ22歳と伸びしろは十分であるだけに、今後PSGの中盤に君臨することになるかもしれない。
昨季のカップ戦王者であるナント。決勝ではガルティエ監督率いるニースをPK戦の末に破り、タイトルを手にした。
近年迷走した時期もあったナントだが、現在のアントワーヌ・コンブアレ監督が2021年2月から指揮を執ると、チームは大幅に改善。リーグ・アンでは9位フィニッシュ、そしてクープ・ドゥ・フランスでは前述の通り優勝を果たし、ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
プレシーズンでは不安定なパフォーマンスだが、PSGには厄介な相手として立ちはだかっている。リーグ戦では過去3試合で2勝しており、スター軍団を相手にアップセットを果たす可能性も十分にありそうだ。
今夏ワトフォードから加入した、フランス代表経験もあるムサ・シソコ。トゥールーズの下部組織出身で、その後はニューカッスルやトッテナムといったプレミアリーグで頭角を現した。リーグ・アンへの復帰は2013年1月以来となる。今季はヨーロッパリーグにも参戦するだけに、32歳のベテラン加入は後押しになるはず。中盤でタイトな守備を見せ、攻撃面でも推進力を加えられるシソコの存在は不可欠なものとなるだろう。
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