プレシーズンマッチ、トッテナムとウェストハムが日本時間7月18日の19:00からオーストラリアのオプタス・スタジアムで対戦する。
今年3月にアントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムは、クリスティアン・ステッリーニ暫定監督も解任。ライアン・メイソン暫定監督の下、8位フィニッシュでシーズンを終えたことで欧州大会出場権を逃したチームは、昨季にセルティックを国内3冠に導いたアンジェ・ポステコグルー監督を新指揮官として招聘した。
今オフシーズンはここまで、デヤン・クルセフスキを完全移籍で獲得したほか、エンポリからGKグリエルモ・ヴィカーリオ、シャフタールからイスラエル代表MFマノル・ソロモン、そしてレスターからMFジェイムズ・マディソンを獲得。新戦力を含め、豪州遠征でのポステコグルー監督初陣に注目が集まる。
2018年に加入したレスターで5シーズンにわたって主力を担ってきたマディソンだが、チームの降格を受けて退団が決定。26歳と全盛期を迎える中でトッテナム移籍を決断した。多くのビッグクラブから興味が伝えられていたように、プレースキックなどのキック精度や攻撃センスは折り紙付き。トッテナムでどのような役割を担っていくか注目だ。
一方、昨シーズンを14位で終えて11シーズン連続のプレミアリーグ残留を果たしたウェストハムは、15日に地元クラブのパース・グローリーと対戦。ジャンルカ・スカマッカ、ジャロッド・ボーウェン、エメルソンなどのゴールで6-2の快勝を収めた。
パース戦について、アシスタントコーチのビリー・マッキンレー氏は「本当に良いパフォーマンスだった。6ゴールを挙げることができたのはポジティブなことでしかない。本当に満足している」と、選手たちのコンディションへの満足感を強調。良いチーム状態で豪州でのロンドン・ダービーに臨む。
昨季にチェルシーからウェストハム入りし、主力に定着したエメルソン。29歳のウイングバックはパース戦でも見事なヘディング弾でネットを揺らし、良好なコンディションをアピールした。本人もパース戦について「良い結果だけでなく、パフォーマンスも素晴らしかった。プレシーズンでは多くの努力が必要だが、良いスタートを切れたね」と満足感を強調。トッテナム戦でも期待がかかる。
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