セルクル・ブルッヘの上田綺世が現地時間4日に行われたセラン・ユナイテッド戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。
4日に行われたジュピラーリーグ第28節でセルクル・ブルッヘはホームにセランを迎える。前節に3試合ぶりの得点を挙げた上田は、左ウィングの位置で先発出場する。
先に試合を動かしたのは、ここまで最下位に沈むセラン。3分にマリウス・ムアンディルマジがネットを揺らし、セルクル・ブルッヘは早々からホームでリードを許す展開となる。しかし31分、ゴール前のFKをウーゴ・シケが直接叩き込んで同点に。
それから1分後の32分、アブ・フランシスが敵陣中央から前線に浮き球を送ると、オフサイドラインギリギリで反応した上田がこのチャンスをものにしてチームに逆転ゴールをもたらす。これが同選手にとって2試合連続となる公式戦13ゴール目となった。
後半に入ると、55分に再び上田が得点を奪う。ケヴィン・デンキーのパスを裏に抜け出そうとした日本代表FWが受けると、巧みなタッチでペナルティエリア内に侵入。そのまま右足でゴール左隅に流し込んでチームに貴重な追加点をもたらした。このゴールは上田にとって公式戦14ゴール目となり、昨年10月以来となる今シーズン2度目の1試合2ゴールとなった。
その後、上田は70分にベンチに下がり、試合はこのまま動かずセルクル・ブルッヘが3-1でセランを下した。公式戦5試合ぶりの白星を手にした同チームは、ヨーロッパリーグプレーオフ圏内の8位に再浮上した。
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