ユヴェントスの指揮官として、5度のスクデット獲得や1995-96シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)優勝を経験し、イタリア代表監督として2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)を制したリッピ氏。そんなティレニア海沿岸の街ヴィアレッジョ出身の名将が、『ダゾーン・イタリア』の特番「L'uomo della storia(歴史の中の男)」に登場し、チーロ・フェラーラ氏のインタビューで語ってくれた。
過去を振り返り、「いまは幸せだし、満足している。自分のやってきたことや周りで起きたこと、出会った全ての人々、こうしたことに満足している」と明かしたリッピ氏。フェラーラ氏から「歴史の中の男だと感じるか」と問われると、自身の印象を語った。
「『歴史に参加した』と言えるかな。私が歴史を作ったわけではない。歴史を作ったのは、君(フェラーラ氏)も含めて全員だ。あの時、参加していた全員が、あれだけの結果をもたらすために、私に手助けをし、ファンに喜びをプレゼントしたんだ」
リッピ氏は、チアゴ・モッタ率いる古巣のユヴェントスについて見解を示した。
「新たなサイクルを開始する時は、当然、時間を与える必要がある。だが首位争いをするユヴェントスやインテル、ミランのようなチームにおいて、時間を与えることは非常に難しい。現在のユヴェントスには問題を簡単に解決できるだけの素晴らしいクオリティやリーダーシップがないように思う」
「モッタは好きか? 有能で集中力があり、自分の仕事に没頭している監督だが、正直、熱狂できない。監督とは、周囲で仕事をする者やファンに、何らかの感覚を与える存在でなければならない。(マッシミリアーノ)アッレグリの後任として、熱狂できないという部分もある。アッレグリの後は、もっと観客やファンを引っ張っていけるような監督が見たかった」
2022年1月にユヴェントスに加入し、エースとして期待を受けてきたFWドゥシャン・ヴラホヴィッチは、モッタ指揮下で苦戦し、今冬の新戦力ランダル・コロ・ムアニの後塵を拝している。
「私なら彼をどのように使うかって? 彼を信じ、あまり良いパフォーマンスでなくても使う。私が指導していた時も、そのようなことが何度かあった。その時期は出場機会を与えることがふさわしくないかもしれないが、過去のことも全てを考慮すればプレーするにふさわしく、信じてやるべきなんだ」
(C)Getty Images
続いてリッピ氏は、自身の教え子で、フェラーラ氏の元同僚のナポリ指揮官アントニオ・コンテについて語った。コンテ率いるナポリは、冬の王者としてシーズン前半を折り返すと、インテルやアタランタとスクデット争いを繰り広げている。
「アントニオは、性格的な面ややり方で私に似たところがある。私が彼に足跡を残したかどうか? そう思うよ。それに彼自身も、私がやっていたことを『少し覚えていた』と話していた。特に今シーズンは、最後までスクデットを競って戦えるだろう。実際にどうなるか分からないが、私は希望ではなく、確信を抱いている。挑戦できると思うよ」
リッピ氏は、イタリア人最強監督について問われると、「2、3人いるかな」と回答。コンテと共に、インテル指揮官のシモーネ・インザーギの名前を挙げた。「インザーギが過小評価されているかどうか? そうかもしれないが、重要な成績を残し、自分の仕事やパーソナリティに対する確信や自信を得て、それなりに注目を浴びているように思う」との考えを述べた。
(C)Getty Images
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)がかかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。