直近のリーグ戦では連勝を重ねた一方、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ではPSVに敗れてベスト16進出を逃し、コッパ・イタリアではエンポリにPK戦の末に敗れて準々決勝敗退に終わったユヴェントス。チアゴ・モッタ指揮下の1年目で好不調の波の見えるチームについて、『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Dazn Serie A Show」の番組内で議論を行った。
モッタはこれまで、幾度となくフォーメーションを入れ替え、異なる7人のカピターノ(主将)を起用するなど模索を続けてきたが、まず元ミラン指揮官のクリスティアン・ブロッキ氏が見解を示した。
「私は生でイタリア杯のエンポリ戦を見たが、シーズンを通してこの大会で最高のパフォーマンスを見せてきたエンポリの功績と言えるだろう。ユヴェントスは、あのように神経質なメンタル状態でピッチに臨むべきではなかった。チームは平たんに見えたよ」
「チアゴはまだ、まさに彼のカルチョに対する信念を、チームに吹き込むことができていないように思う。選手全員の心をつかみ切れていないのだろう。ユヴェントスの好不調の波は、これが原因ではないだろうか」
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続いて元イタリア代表MFのマルコ・パローロ氏は、カピターノやチーム内の役割を変え続けることが継続性に欠ける要因であると指摘した。
「私はどちらかというとカピターノを7人も入れ替えたことだと思う。自分が所属してきたチームでは、役割がしっかりと明確にされ、リーダーシップが認められていて、そのおかげで素晴らしいシーズンを送ることができた」
「それから中盤はチームの要だと考えるが、モッタは何度も選手を交代させ、確かなものまで失わせてしまった。変え続ければ、難しくなる。30試合もこなせば、選手同士が何も言わなくてもアイコンタクトで理解し合い、チームメートがどこへ行くのか分かるようになるので、そのカバーもできる。だが変えてばかりいれば、結果をつかむための強いアイディアを把握するのが難しくなる」
そんなパローロ氏の意見にブロッキ氏も賛同。自身の現役時代のラツィオでのエピソードを振り返り、モッタの中盤における起用法に首を傾げた。
「マルコ、確かにその通りだ。要となるピッチの中央を変えすぎたことが影響して確実性が失われた。それに一緒に過ごすことと、一緒にプレーすることは意味が異なる。私はラツィオで2年間プレーした時、自分の隣でプレーしていた選手とほとんど話をしなかった」
「だがピッチでは、彼のために戦っていた。目を見れば、お互いを理解できたんだ。ピッチではあの化学反応が必要なんだ。そのためにチームメートを知る必要があるが、毎回、隣で別の選手がプレーしていたら苦労する。それが真実だ」
ユヴェントスOBのチーロ・フェラーラ氏は、古巣にまつわる有名なフレーズを引用しつつ、継続性の大切さを説いた。
「あの極めて有名な監督、(マッシミリアーノ)アッレグリは「唯一、価値があるのは勝利だ」と常に言っていた。いまもそう言い続けている。実際には、ユヴェントスにおける(ジャンピエロ)ボニペルティの言葉だがね」
「しかし私が学んだことは、唯一、価値があるのは勝利ではなく、再び勝つことなんだ。つまりユーヴェは、一定のレベルを保たなければならないんだ。クラブは、ロッカールーム内において、選手たちがチアゴ・モッタについてきているのかどうかを理解する必要があるだろうね」
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