昨シーズンのセリエA王者インテルは、現地時間2025年6月15日(日)にフロリダ州マイアミのハードロックスタジアムで開幕するFIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場する予定となっており、グループEでモンテレイ(メキシコ)、浦和レッズ(日本)、リーベル・プレート(アルゼンチン)と対戦する。
インテルに所属するイタリア代表MFのニコロ・バレッラが今シーズン終了後に開催される大会へ意欲を示した。
「僕はクラブW杯に出場したことがないので、きっと素晴らしい経験になるだろう。それに今回は新たな開催形式になる。非常に素晴らしいよ。アメリカには合宿で行ったことがあるが数日間だったので、僕が“アメリカ”を見る初めての体験になるだろう。新しいことへの出会いはいつも素晴らしいものだよ」
今シーズンは、セリエAでスクデット争いを繰り広げるだけでなく、コッパ・イタリアやUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)でも優勝を目指して勝ち進んできたインテル。バレッラは、チームの“勝者のDNA”を強調し、クラブW杯においてもタイトル奪取を狙っている。
「大会では全力を尽くし、素晴らしいショーを見せられるように努めたい。監督が話していたことで、僕らが常に言っていることでもあるが、インテルは優勝してトロフィーを掲げようという意欲がDNAと歴史に刻まれている」
「うまく行くシーズンもあれば、そうでないシーズンもある。だが出場する全ての大会において、僕らの目標は優勝することなんだ。自らのために、ファンのために、そしてインテル全体のためにね。良いパフォーマンスを見せようという意欲を持って臨むつもりだよ」
「極めて難しい大会になることは分かっている。多くの大会に出場し、長いシーズンを終えた後なので、考慮しなければならない要素はたくさんあるだろう。だが僕らはアメリカへ行って、あのトロフィーを掲げたい」
「インテルのサポーターの特徴は、ロマンティシズムだと思っている。本物のカルチョのサポーターならロマンティックなところがあるので、それがクラブW杯で僕らの応援のプラスアルファになるだろう」
そんな中、インテルMFは、チームの主将でリーダーのラウタロ・マルティネスを頼りとしている。
「ラウタロはロッカールーム内におけるリーダーなんだ。長年、このチームにいて、勝つことやインテルとは何であるかを伝えることの意味を知っている。だから僕らにとって模範となる選手なんだ。それから全ての試合において、チーム力だけでなく、個人の力も必要になる。そんな時はみんなで彼にしがみつくつもりだ」
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