前節終了時点で17位のクリスティアン・キヴ率いるパルマは1日、残留争いのライバルのヴェローナと敵地で対戦。好機を得点に結びつけることができず、無得点に終わったが、相手に枠内シュートを1本も許さず、4試合ぶりのクリーンシートを記録して0-0と引き分けた。順位表においても、降格圏の18位エンポリと3ポイント差の16位に浮上した。
指揮官のクリスティアン・キヴは『ダゾーン』のインタビューにおいて、「チームスピリットや魂、組織力がみられた。クオリティを生かしたパス回しやカウンターで足りない点はあったが、1ポイントを獲得して順位を上げることができた。直近の5試合で6ポイントを獲得していて、セリエA残留を目指すチームにとって、重要なポイントだ」と振り返った。
『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、パルマの敵地での一戦をどのように評価したのだろうか。試合の解説を務めたアレッサンドロ・ブデル氏は、34分のヴェローナのCKの場面に言及し、パルマ守護神の鈴木彩艶が飛び出してハイボールを弾いて処理したプレーついてコメントした。
「ヴェローナはセットプレーで極めて脅威となる。(ドマゴイ)ブラダリッチは、ニア付近でゴールに向かうボールを蹴ったが、いずれにしてもスズキは触ることができた」と指摘。すると実況担当のエドアルド・テストーニ記者が続け、「前に(ダニエレ)ギラルディがいて簡単ではなかったはずだ」とプレーを称えた。
直後にこぼれ球をアミン・サールが狙ったが、パルマ主将のエンリコ・デルプラートがブロックし、ブデル氏は「デルプラートも体を入れてシュートコースを絞って、素晴らしかった」と評価した。
テストーニ氏は、さらに鈴木についてコメントを続け、「ザイオン・スズキの重要な飛び出しだった」と再び称賛。先月に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表が本大会出場を決めたことにも触れて「彼は日本代表として、セリエAでW杯出場を決めた第1号の選手だ」と祝福した。
一方、セリエA元審判員のルカ・マレッリ氏は、開始1分のヴェローナのCKの際、エリア内でパルマのマンデラ・ケイタのひざ蹴りがヴェローナのニコラス・バレンティーニの顔面に入ったように見えたシーンを解説している。主審はプレーを流し、VARの介入もなく、PKは与えられなかった。
「PKのように見えるが、実際には、おそらくビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)でバレンティーニの危険なプレーと判断したのだろう。なぜならルールにおいて、頭部を下げることは自らの身を危険にさらすことになるため、罰すべき対象となるからだ」
「バレンティーニが頭を下げたことと、ケイタのひざが相手の顔面に接触したことは、どちらも処罰の対象となるが、VORでは、バレンティーニの危険なプレーのファウルを取り、パルマに間接FKを与えることを優先するのが妥当と考えたのだろう。だが微妙な状況であり、明確な判定ミスではない。だからVARは介入しなかった」
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第29節のモンツァ戦(1-1)戦においては、アルマンド・イッツォに得点を許したものの、まずまずのパフォーマンスで大手メディアから及第点の評価を得ていた鈴木。ヴェローナ戦のプレーはどのような評価を受けたのだろうか。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は「クロスバーに救われたが、事実上、他の危険は訪れなかった」と指摘。パルマの守護神の活躍の場がなかったため、採点の対象外で「採点なし」とした。大手メディアの『Sky Sport』や『Mediaset』は、いずれも合格点の「6」の評価を下した。
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