新指揮官クリスティアン・キヴの下、2カ月弱で降格圏の18位から16位へと浮上した昇格組のパルマ。セリエA残留の目標を目指し、前節では、王者インテルと2-2で引き分ける殊勲を見せたチームについて、地元紙『Parma Today』が注目した。
現役時代はインテルで活躍し、引退後はクラブ下部組織の指揮官として経験を積んできたキヴ。地元紙は、パルマでの新指揮官の仕事について「ピッチ外では穏やかな改革だったが、ピッチ内では急激だった」と表現する。
前任のファビオ・ペッキアが“美しいカルチョ”を目指した一方、新指揮官は“実用主義”へと方向転換した。その方針は、ルーマニア出身のキヴが祖父母から語り継がれた格言として記者会見でたびたび言及した「馬は走るが、ミルクを与えるのは牛だ」を象徴するものであると、地元紙は指摘している。
キヴの監督就任後、パルマは守備面が大幅に改善。ここまで6試合で6失点に抑えて7得点をマークしており、ルーマニア人指揮官は「相手に少ないチャンスしか与えず、守備面のバランスを保証した」ことが分かる。
そして地元紙は、まさに守備面こそが「パルマの本物のクオリティ」であると分析している。「リーダーが不在であるにもかかわらず、キヴの壁は、いくつか裂け目が見えるが持ちこたえている」と指摘。「スズキは安心を与え、(ラウタロ)バレンティの隣で(アレッサンドロ)ヴォリャッコも復調している」などとつづり、「スターはいないが、やるべきことが分かっているチームだ」として日本代表GKを守護神とした守備勢を評価した。
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そんなパルマを巡り、かつてキヴをローマで指導したファビオ・カペッロ氏の言葉を伝えている。地元紙のインタビューに応じた名将は、教え子に賛辞を贈った。
「現役時代、ピッチにおけるパーソナリティは非常に際立っていたが、指揮官としても変わらない。彼の見せている仕事の全てを非常にうれしく思っているよ。彼をアヤックスからローマへ連れてくることを望んだのは私なんだ。彼は謙虚で賢い青年だと言える」
「人として極めて素晴らしく、かつて選手として示していた賢さを、いま、セリエAの指揮官として、このわずかな試合の中でも示している。彼は、現時点で手元に何があるかを理解したうえで、自己犠牲と努力、状況のマネージメントを軸としたカルチョのアイディアを適用したんだ。クリスティアン・キヴは素晴らしいよ。役割をこなしていて賛辞を贈りたい」
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