日本代表GK鈴木彩艶が守護神を務める昇格組のパルマは、日本時間29日にセリエA第34節で強豪ラツィオと対戦。敵地で前半と後半の開始直後に新戦力のヤコブ・オンドレイカが得点を奪って一時は2点のリードを保つなど優位に試合を進めたが、終盤から途中出場した元スペイン代表FWペドロにドッピエッタ(1試合2得点)を決められて2-2と引き分けた。
この結果、パルマは、インテル戦からフィオレンティーナ戦、ユヴェントス戦、ラツィオ戦と続いた強豪との4連戦を1勝3分の好成績で終えたが、『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、ラツィオ戦の中継において、鈴木に賛辞を贈っている。
解説を務めた元イタリア代表のエマヌエレ・ジャッケリーニ氏は、試合開始直後から、パルマGKが前線で上背とフィジカルのあるマテオ・ペジェグリーノをターゲットとしたロングボールを多用することを予想していたが、その後、鈴木が右サイドバックのアントワーヌ・エノーをめがけてボールを送り込むと、実況を務めたリッキー・ブスカーリャ氏がコメントした。
「(クリスティアン)キヴのパルマは、試合ごとに異なるプレーを披露している。例えばユヴェントス戦では、スズキのロングフィードは、常にペジェグリーノと(アンジュ・ヨアン)ボニーの2トップをターゲットとし、セカンドボールを拾いにいく典型的なプレーだった。だがこの試合は、これでサイドを狙うのが3回目になる」
ジャッケリーニ氏が続けた。「その通りだ。エノーは足があるのでスペースを狙えるからね。それにスズキは、ミリ単位の本当に素晴らしいロングボールを持っている」とパルマ守護神の足元の技術に称賛した。
また元イタリア代表MFは、鈴木の飛び出しについて言及。「スズキは飛び出しに関して、リスクが高すぎるときもあるが、彼は常に存在感を示している」と称えた。58分のラツィオのCKのシーンにおいて、鈴木が飛び出してクロスを処理すると、「彼は常に飛び出しがうまい。責任のあるプレーを見せている。たまにミスをすることもあるが、常に守備陣を助けている」と評価した。
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ジャッケリーニ氏はさらに、日本代表GKが69分に見せたビッグセーブを絶賛。「(グスタウ)イサクセンが素晴らしい動きを見せたが、またしてもスズキは見事だった」とコメントしたほか、実況のブスカーリャ氏も「本能だ。スズキのビッグセーブだ」などと伝えた。
さらにリプレー動画を確認すると「この角度からは、スズキがなんというセーブを見せたのかを一番よく理解できる」と舌を巻いている。ジャッケリーニ氏の賛辞も止まず、「これは本能と反射能力だ。信じられないスズキのセーブだ」と続けた。
パルマGKは79分、ルーム・チャウナのシュートを阻止したが、こぼれ球を途中出場のペドロに押し込まれた。ジャッケリーニ氏は「ペドロはチャンスメイクの起点となるレジスタであり、フィニッシャーだ。彼はこのラツィオのリーダーだ」と絶賛した一方、ブスカーリャ氏は鈴木についてコメント。「スズキはできることをした」との見解を示した。
またペドロの2点目のシーンについては、ジャッケリーニ氏が「ここでスズキが飛び出すことはできなかった。このボール(ニコロ・ロヴェッラのクロス)は、GKにとって軌道を読むのが本当に難しいんだ」と失点に理解を示している。
2-2に追いつかれた86分、ラツィオMFマテオ・ゲンドゥージが右足でシュートを放ったが、パルマGKが触ってコーナーへと逃れた。ジャッケリーニ氏「ここはゴールを見てくれ、スズキの態勢を見て欲しい。ファーサイドを狙ったようだが、スズキが身体を伸ばして止めたんだ」と再び鈴木のプレーを称えている。
その2分後、鈴木はペドロのCKのシーンで、飛び出して片手でボールを外へ弾き出したが、元イタリア代表MFがまたしてもプレーを称賛した。「ここはスズキを見てくれ。これこそGKがするべきプレーなんだ。ボールが通り越してしまうリスクはあったかもしれないが、飛び出して守備陣を助けるべきなんだ」と話した。
最後にピッチリポーターを務めたバルバラ・チリッロ記者は、鈴木とラツィオGKクリストス・マンダスを称え、「今日の収穫は、マンダスとスズキのセーブだった。2人のGKは、素晴らしいセーブで試合の主役だった」との見解を示した。するとジャッケリーニ氏も「その通りだ」と同意し、自身の考えを語った。
「マンダスはパルマの3点目となるかもしれなかったペジェグリーノの決定機を阻止した。止めていなければ、試合は決まっていたはずだった。一方、スズキも同様だ。(イサクセンの決定機について)普通の再生速度で見ていたら分からなかったが、このリプレーで見ると、ものすごいセーブであることが分かる」
「見てくれよ。反射的だ。これはゴールだったからね。リッキーが実況で伝えたように『驚異的なセーブ』だった。今日はGKたちが際立っていたよ」
ブスカーリャ氏もパルマGKについて脱帽し、「スズキの反射能力は本当にとんでもないものだったよ」と苦笑いしながら賛辞を贈っている。
● セリエA史上14人目の日本人選手となったパルマの新GK鈴木彩艶に注目集まる…「かつてのブッフォンのゴールは現在、彼のもの」と地元紙 | セリエA
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