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3大会ぶりW杯へ巻き返しを図るイタリア、ガットゥーゾ監督がエストニア戦へ「すでにPO進出と考えるべきでない。謙虚さとリスペクトが必要」 ｜ 北中米W杯欧州予選
12年ぶりのFIFAワールドカップ（W杯）出場を目指し、W杯覇者であるジェンナーロ・ガットゥーゾを招聘して再出発したイタリア。前任のルチアーノ・スパレッティ指揮下で欧州予選初戦のノルウェー戦を落としたことで厳しい状況にあるが、その後、モルドバやエストニア、イスラエルを相手に3連勝して追い上げを見せている。
現時点で他チームより消化試合の少ないイタリアは、4試合を終えて勝ち点「9」でイスラエルと並んで2位（プレーオフ進出）につけ、「15」で首位（本大会出場権獲得）のノルウェーを追いかける展開となっており、これからエストニア（日本時間12日）とイスラエル（同15日）との2連戦に挑む。
イタリアはノルウェーとの直接対決に0-3と敗れており、残る4試合に全勝したとしても不利な状況だ。だが、もしノルウェーがイスラエルとの次戦で引き分け以下の結果となれば、イタリアの逆転での首位通過の可能性が広がる。そんな中、指揮官のガットゥーゾがエストニア戦の前日会見に出席し、首位どころか2位通過も決まっていない現状を強調し、警戒感を強めた。
「難しく、重要な試合になるだろう。ベルガモでの試合（イタリアがエストニアに5-0で勝利）のことは考えず、すでにPO進出だと考えることなく、ポイントを獲得しなければならない。これからたどり着かなければならないのに、すべて簡単であるかのように見えてしまう。ふざけている場合ではない。まだやるべきことは多いんだ」
「（チェーザレ）プランデッリのイタリアは、2010年にここで2-1でしか勝てず、苦しめられた。エストニアは敵陣まで侵入できるクオリティと価値があるチームで、セットプレーにおいて脅威となるだろう。相手はプレーを仕掛けてくるだろうし、やるべきことを理解している。対戦相手に対して謙虚さとリスペクトが必要だ。メンタル面においてアプローチで失敗しないようにしなければならない」
ガットゥーゾは、積極的なプレーを見せるイタリアの選手たちを評価する一方で、相手のカウンターを未然に防ぐよう求めている。
「選手たちには感謝している。素晴らしい意欲とインテンシティがあり、私が非常に好きな雰囲気だ。本当に満足している。このチームは敵陣でプレーしようと意欲を持っているが、うまく危険を察知することもしなければならない」
イタリア代表メンバー28選手は以下の通り。
イタリア代表メンバー（10月6日発表）
GK
マルコ・カルネセッキ（アタランタ）
ジャンルイジ・ドンナルンマ（マンチェスター・シティ）
アレックス・メレット（ナポリ）
グリエルモ・ヴィカーリオ（トッテナム）
DF
アレッサンドロ・バストーニ（インテル）
リッカルド・カラフィオーリ（アーセナル）
アンドレア・カンビアーゾ（ユヴェントス）
ディエゴ・コッポラ（ブライトン）
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ（ナポリ）
フェデリコ・ディマルコ（インテル）
マッテオ・ガッビア（ミラン）
ジャンルカ・マンチーニ（ローマ）
デスティニー・ウドジェ（トッテナム）
MF
ニコロ・バレッラ（インテル）
ブライアン・クリスタンテ（ローマ）
ダヴィデ・フラッテージ（インテル）
マヌエル・ロカテッリ（ユヴェントス）
ハンス・ニコルッシ・カヴィリア（フィオレンティーナ）
レオナルド・スピナッツォーラ（ナポリ）
サンドロ・トナーリ（ニューカッスル）
FW
ニコロ・カンビアーギ（ボローニャ）
フランチェスコ・ピオ・エスポージト（インテル）
モイズ・ケーン（フィオレンティーナ）
リッカルド・オルソリーニ（ボローニャ）
ロベルト・ピッコリ（フィオレンティーナ）
ジャコモ・ラスパドーリ（アトレティコ・マドリード）
マテオ・レテギ（アル・カーディシーヤ）
放送・配信予定
- エストニア vs イタリア : グループI 第7節
- 配信：DAZN
- キックオフ：2025年10月12日（日）日本時間3:45
- 実況：北川義隆
- 会場：ア・ル・コック・アレーナ（タリン）
- イタリア vs イスラエル : グループI 第8節
- 配信：DAZN
- キックオフ：2025年10月15日（水）日本時間3:45
- 実況：松原稜典
- 会場：ブルーエナジー・スタジアム（ウディネ）
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