12月24日、DAZNは「Mission26」の第3弾の配信を開始した。「Mission26」とは、FIFAワールドカップ26のメンバー入りを目指す日本人選手たちの姿に迫る特別インタビューコンテンツだ。町野修斗、浅野拓磨に続き、第3弾にはマインツに所属する佐野海舟が登場した。
佐野は2024年の夏に鹿島アントラーズからブンデスリーガのマインツに移籍すると、初年度からボランチのポジションをつかみ、ブンデスリーガで34試合に出場。そのうち32試合で先発フル出場を果たすなど、充実の時を過ごした。
昨季を終えてシーズンの総走行距離がリーグ1位を記録したことが話題にもなったが、佐野自身は「あまり参考にならない」と語っている。
「走ればいいっていうわけでもないですし、ボールを取ってるからチームがいいっていうわけでもない。去年は本当に何も分からなかったんで、とりあえず質より量を求めてやって、そこから質を生み出そうと思っていたので。2年目の今年は、去年より数字っていう部分にこだわってますし、実際、少しずつ結果は出てきてると思う」
「走ってるぶん、何か穴があるってことだと思いますし、チームとしてそれがプラスに働く時もあれば、働いてない時もあると思うんで。そこは去年は分からなかったですけど、少しずつ分かってきてるところではあるのかなと思います」
(C)Getty Images
2年目を迎えた今季、佐野は第15節を終えてリーグ戦の全試合にフル出場を果たすなど、変わらずチームの中盤を支える存在であり続けている。第4節アウクスブルク戦では、1ゴール2アシストと目に見える数字として結果も残した。チームは最下位と苦しんでいるが、個人としては攻撃面での成長を感じているという。
「これからより上の選手を目指すとなれば、やっぱり数字の部分はもっと出していかないといけないと思いますし、誰が見ても“違い”を出せる選手にならないといけない。(前線に)顔を出す回数が徐々に増えてきたかなっていうのと、その質の部分が去年よりは上がってきているとは思うので。『やっと奪える』っていうのが去年で、今は『奪ったあとのことを考えて奪いきれている』のかなっていうのはあります」
「今のこの自信っていうのを最大限に生かしていきながら、課題にちょっとずつ取り組んでいけば、チームももう少しいい方向に行くのかなとは思います」
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