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2戦連発の田中碧、土壇場のAT弾でリーズがリヴァプールと3-3ドロー!遠藤航も83分から出場

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【欧州・海外サッカーニュース】プレミアリーグ第15節、遠藤航の所属するリヴァプールは敵地で田中碧の所属するリーズと対戦した。

現地時間6日、イングランド・プレミアリーグは第15節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールは敵地エランド・ロードで田中碧の所属するリーズと対戦した。

ようやく復調の兆しが見えてきているリヴァプールの要因の一つに挙げられているのが、この日3試合連続となるサラーのベンチスタート。衰えを指摘されるほど低調なパフォーマンスが続く“王”を外し、ヴィルツを中心に据えて攻撃を再構築している。

田中と遠藤が揃ってベンチからのスタートとなったこの試合、先にチャンスを作ったのは前節のチェルシー撃破で勢いに乗るホームのリーズ。2分、GKペリのロングキックを起点に、こぼれ球を拾ったオカフォーが左足でシュートを放つと、ゴール右へとわずかに外れた。

リーズは3バックだが守備時は5バックになり、5-3のブロックを自陣に築いてリヴァプールの攻撃を待ち構える。リヴァプールの反撃は16分、ペナルティーエリア手前左でガクポからのパスを受けたカーティス・ジョーンズの巻いたシュートはクロスバーを叩いた。

互いに無得点のまま迎えた後半、立ち上がりに試合が動く。48分、リーズの自陣ゴール前でのパスミスを見逃さなかったエキティケがボールを奪い、そのままGKペリとの1対1を制してリヴァプールが均衡を破った。

さらに50分、右サイドでボールを奪ったブラッドリーがGKとDFの間にクロスを入れると、GKペリとの接触を恐れずに足を伸ばしたエキティケが押し込んでリヴァプールがあっという間に2-0とリードを広げた。

2点を追う展開となったリーズは66分、オカフォー、ビヨル、グルエフを下げて田中、アーロンソン、グノントを投入して勝負に出る。リードしているリヴァプールも68分にヴィルツとブラッドリーを下げてマクアリスターとゴメスを投入する。

すると70分、エリア内でコナテがグノントに際どいタックルを仕掛け、VARの結果、リーズにPKが与えられる。このPKをカルバート=ルーウィンが沈めてリーズが1点差に詰め寄った。

このゴールで場内の雰囲気もガラッと変わり、リーズが押せ押せムードに。すると迎えた75分、エリア内左でアーロンソンからのパスを受けたシュタッハがカットインして右足を振り抜くと、強烈なシュートが決まってリーズが試合を振り出しに戻した。

2点差を追いつかれる嫌な流れとなったリヴァプールだが、80分にフラーフェンベルフのクサビのパスをマクアリスターがスルーすると、エリア内右に走り込んだソボスライがGKペリンを破ってリヴァプールが3-2と再びリードを奪った。

リードしたリヴァプールは83分、ガクポとエキティケに代えて遠藤とイサクを投入し逃げ切りを図る。リーズも諦めずに必死の攻めを見せると、迎えたアディショナルタイム、左CKのこぼれ球をファーポストの田中がボレーで押し込み、土壇場でリーズが同点に追いつく。

田中碧の2試合連続ゴールでリーズが引き分けに持ち込み、リヴァプールは2試合連続ドローとなった。

■試合結果

リーズ 3-3 リヴァプール

■得点者

リーズ:カルバート=ルーウィン(73分PK)、シュタッハ(75分)、田中(90+6分)

リヴァプール:エキティケ(48分、50分)、ソボスライ(80分)