ついにジョルジョ・キエッリーニにとって、イタリア代表における最後の日がやって来た。37歳DFは2日、ワールドサッカーの聖地ウェンブリースタジアムで挑んだフィナリッシマ2022において、18年間にわたる代表キャリアに終止符を打った。
先発メンバーに名を連ね、いつものように闘志と情熱、集中力を持って前半の45分間をプレーしたキエッリーニ。残念ながら欧州王者イタリアは南米王者アルゼンチンに0-3と完敗し、フィナリッシマ初代王者のタイトルで花道を飾ることはできなかったが、イタリア代表主将はダニエレ・デ・ロッシに並ぶ代表史上4位タイとなる通算117試合目を記録し、アッズーリに最後の別れを告げた。
「今夜の試合は、難しくなることが分かっていた。試合に勝ち、トロフィーを獲得することを願っていたが、この敗戦がこれまでの年月をかき消すことはない。代表はこれから試練を迎えるだろう。このチームが団結し、再出発するために、みんなが寄り添ってくれるよう望んでいる」
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遡ること2004年11月17日、マルチェロ・リッピ指揮下のイタリア代表の一員として、フィンランド戦でデビューを飾ったキエッリーニ。18年にわたる長い道のりを歩み、フィナリッシマ2022においてキャリアの幕を閉じた。1年前にEURO2020のタイトルを獲得したウェンブリーでは、イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長から記念トロフィーを授与されたほか、チームメートやリオネル・メッシを含むアルゼンチンのメンバーからも祝福を受けた。
キエッリーニは、試合前後にインスタグラム上においても、代表ユニフォームに対する思いと感謝の意を綴っている。
「このシャツを夢見て、このシャツのために戦った。このシャツで勝利を収め、このシャツのすべてが大好きだ。このシャツを常に信じ、このシャツから多くを学んだ。このシャツを涙で濡らし、このシャツにすべての思いを託した。今、このシャツに袖を通す最後の時がやって来た。デビュー戦と同じように唯一無二の感動となるだろう。そしてその感動が終わることはない」
「いろいろありがとう。素晴らしい旅だった」
ウェンブリーでの敗戦にも関わらず、決して笑顔を失わなかったキエッリーニ。最後までイタリア代表のスピリットを象徴する素晴らしい姿勢でピッチを後にした。だが37歳DFがアッズーリに残すことになる穴は、技術面および精神面において極めて大きなものになるだろう。
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