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超過密日程でオサスナ戦に臨むバルセロナ、指揮官フリック「レアル・マドリードのような抗議はしない。私たちはバルサの人間であることを誇りに思う」

DAZN

バルセロナは27日にラ・リーガ第27節延期分、ホームでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、FWハフィーニャおよびDFロナルド・アラウホが、この試合を欠場することを明確にしている。

バルセロナのメディカルスタッフだったカルレス・ミニャロ・ガルシア氏が試合直前に急死し、延期となっていたこの試合。ラ・リーガはインターナショナルウィーク明け直後の27日に開催することを決定したが、とりわけ南米の選手たちにとっては、長距離移動も強いられながら代表戦から中1日で行われるような非常に厳しい日程となった。

フリック監督はこのため、それぞれブラジル代表、ウルグアイ代表でプレーしたばかりのハフィーニャ、アラウホが試合を欠場することを明言した。

「彼らはプレーしないし、チームにも帯同しない。招集リストから外すよ。彼らは長旅も強いられており、楽観的な状況とは言えない。回復と練習することが必要だし、日曜の試合に出場できるかどうかとなる」

「それでもチームは素晴らしい状態であり、勝ち点3を獲得するために戦わなくてはいけない。勝てれば、私たちの勝ち点は3ポイント増える。それが私たちに魅せられる最高のリアクションだ」

レアル・マドリードは先に、前試合から72時間の猶予を取らず次の試合を組んだラ・リーガに対して、「今後72時間未満の休みでは試合に参加しない」と抗議を行っていた。バルセロナも、クラブとしてそのような抗議をしないのかを問われたフリック監督は、こう返答している。

「私たちはバルセロナであり、レアル・マドリードではない。私たちはバルサの人間であることを誇りに思っているよ」

とはいえ、日程的な厳しさについては認めている。

「選手たちは代表チームでプレーしてきたが、これからオサスナ戦に臨まなくてはならない。適切な日程かどうかについては話さなくてはいけないだろう。そしてその次には、チャンピオンズリーグの直前にもかかわらず、レガネスとの試合を日曜21時に戦わなくてはならない。(ラ・リーガは)自分のリーグのチームを守るべきだと思う」

「だが私に何かを変えられるわけではない。これは個人的な意見で、聞かれたから答えたまでだ。私たちはプレーするし、言い訳などしない。チームには準備ができており、最高の結果を手にしようと思っている。このチームのクオリティーは素晴らしい。たとえ選手たちが適切な休みを取れなくても、どんな相手だって打ち破れるさ」