ベルギーリーグ第25節が日本時間2月11日~13日に開催。今節の注目試合を紹介する。
セルクル・ブルッヘは前節、リエージュをホームに迎えて1-1でドロー。3連勝とはいかなかったが、試合は81分にPKからリードを奪われることとなったものの上田綺世が後半ATに強烈な右足の一撃を突き刺して4戦無敗とした。また、上田個人としてはこれで3戦連発と絶好調を維持し、今季リーグ戦10得点に到達。チームもプレーオフ2出場権を争う9位に位置するだけに、勝ち点3差で11位のルーヴェンを下して良いリズムを継続したい。
首位ヘンク(勝ち点62)と3位アントワープ(勝ち点47)による上位直接対決。とはいえ両チームの勝ち点差は「15」も開いており、ヘンクは2位ユニオン(勝ち点55)とも「7」の差をつけるなど圧倒的なシーズンを続けている。一方のアントワープは今季開幕9連勝と序盤こそ好調だったものの10月からは15戦5勝5分け5敗と振るわず。直近でも2戦連続ドローと勝ち星が遠のいているが、ヘンク戦ではリーグ2位の得点力を武器に積極的にゴールを脅かしていきたい。
シント=トロイデンは前節、オウンゴールによりコルトレイクに1-0で競り勝って4試合ぶりの白星。勝ち点35で8位につけており、5位ヘント(勝ち点38)までの勝ち点差が「3」と団子状態となっている。対するアンデルレヒトは名門ながら勝ち点31の10位に沈んでおり、特に攻撃面での課題が騒がれる状況だ。GKシュミット・ダニエルが正守護神を務める中で守備力を頼りに戦いを続けてきたシント=トロイデンとしては、まずはゼロに抑えながら確実に決定機をものにすることが重要となりそうだ。
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