FIFAクラブワールドカップ2025ではここまで魅力的なサッカーが展開され、数多くのゴールが生み出されてきた。ネットを揺らした選手たちの中には、世界の舞台で名を上げていこうとしている10代のスーパースター候補も多く含まれている。
ここでは今大会でゴールを決めた最年少選手5人を紹介しよう。
南米からティーンエイジャーの新星を引き抜くことは、欧州の強豪クラブにとってタレントを確保するための有効な手段となっている。クラウディオ・エチェベリもまた新たな成功例となりそうだ。リーベル・プレートですでにブレイクしていたミッドフィールダーは、ペップ・グアルディオラのチームで過ごした2年間にあらゆるトロフィーを獲得した同胞フリアン・アルバレスの後に続いてイングランドに渡った。デビュー戦となったFAカップ決勝ではクリスタル・パレスに敗れ、シティでのキャリアは望ましい形でのスタートとはならなかったエチェベリだが、クラブでの出場わずか3試合目でアル・アインに対して衝撃的なフリーキックを叩き込んで巨大な才能の一端をファンに垣間見せた。
大金を投じて補強を行う印象が強いチェルシーだが、世界のサッカー界でも屈指の優れたアカデミーを持つクラブでもある。タイリク・ジョージはその新たな証拠だ。カムデン生まれの若者はチェルシーのトップチームで素晴らしいデビューシーズンを過ごし、計27試合に出場。その27試合目となったエスペランス戦で通算3点目となるゴールを挙げた。エリア手前からのシュートがコースを変えて決まり、チームの快勝を決定づけた。
トリッキーなウイングのウィリアム・ゴメスはサンパウロで印象的なデビューシーズンを過ごし、大きく評価を高めてFCポルトに加入。国内外の若いタレントが飛躍する舞台となってきた長い歴史を持つポルトガルのビッグクラブで、新たに加入した彼が力を発揮してみせたのも驚きではない。アル・アハリ戦で回転をかけて鮮やかに決めた一撃には世界中が目を引かれた。
インテルを5-0で粉砕した先月のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で最後のゴールを挙げ、喜びに満ちた表情を見せた若きセニー・マユルの様子は世界中へ伝えられた。クラブワールドカップを迎えても19歳の彼は得点力を発揮し続け、PSGがアトレティコ・デ・マドリードに4-0の快勝を飾った試合で冷静なフィニッシュを決めた。
このランキングで5人中2人を占めていることは、ポルトが無数の若手タレントを次々と輩出するクラブとして知られている事実を裏付けていると言えるだろう。今季のリーガNOSで見せたパフォーマンスにより欧州各地のクラブから注目を引き付けてきたロドリゴ・モラは、アル・アハリ戦で冷静に決めた見事なフィニッシュで改めてその評価の正しさを証明してみせた。