FIFAクラブワールドカップ2025はまもなく準々決勝のキックオフを迎える。サッカー界を代表する楽しみなスター選手たちや、世界の舞台に飛び込んで躍動を見せてきた選手たちがピッチ上で戦いを繰り広げる。
ここでは8強の激突で火花を散らす8人の注目選手たちを、各チーム一人ずつピックアップ。離脱を強いられていたビッグネームも復帰を果たし、大会はさらなる盛り上がりが期待される。
コロンビアのプレイメーカーはクラブワールドカップで最も躍動しているスター選手の一人であり、フルミネンセがこれまで戦った4試合のうち3試合でミケロブ ウルトラ ベストプレイヤー賞に選ばれている。ラウンド16のFCインテル・ミラノ戦でも印象的なパフォーマンスを披露し、ヘルマン・カノの先制点に繋がるクロスを供給。ブラジルのレジェンドであるカカが最近アリアスのファンだと認めていたことも十分に頷ける。
アル・ヒラルがマンチェスター・シティに4-3の衝撃的勝利を飾った試合で大きな役割を果たしたマルコム。見事な抜け出しからサウジのクラブが2-1と勝ち越すゴールを挙げた。バルセロナにも短期間在籍していたブラジル人フォワードは、世界トップレベルの力を持っていることを改めて証明したい。彼のスピードとパワーはフルミネンセを脅かすことになりそうだ。
準々決勝でおそらく最も興味深いストーリーは、エステバンが置かれた特殊な状況だろう。パルメイラスのウイングは最大6000万ユーロに達する移籍金でクラブワールドカップ後にチェルシーに加入することが決まっているが、そのクラブと戦うことになる。エステバンとチェルシーが合意したのは1年前であり、世界の舞台で次の所属クラブと戦うことになるとは思ってもいなかっただろう。18歳の新星は今大会でその天才性の片鱗を垣間見せるにとどまっているが、新たなチームメイトたちに好印象を与えたいところだ。
ペドロ・ネトはアメリカでの大会を通してチェルシーで特に活躍の目立っている選手であり、3試合に出場して3ゴールを挙げている。ロサンゼル・フットボール・クラブ(LAFC)戦とフラメンゴ戦でネットを揺らしたあと、エスペランスに勝利した試合には出場しなかったが、ラウンド16で復帰。ベンフィカに4-1の勝利を飾った試合で終盤に1点を記録した。チェルシー攻撃陣のキープレイヤーの一人となったポルトガル人ウイングは、パルメイラス戦でもさらなる活躍を見せたい。
選択に迷うほど豪華メンバーを揃えているPSGだが、ラウンド16のインテル・マイアミCF戦に交代出場して負傷から復帰を果たしたウスマン・デンベレはそこにさらなる力を加える。先発復帰も目指しているデンベレはルイス・エンリケ監督にプラン選択のジレンマを突きつける。先発であろうとそうでなかろうと、前線で脅威となる存在であることは間違いない。
ブンデスリーガ王者とUEFAチャンピオンズリーグ王者が激突する大一番は、わずかな差で勝負が分かれることが予想される。バイエルンはハリー・ケインという絶好調のフォワードを擁しており、ラウンド16のフラメンゴ戦で見事な2ゴールを挙げたケインはクラブワールドカップでの合計得点数を3点に伸ばした。PSGは「タフな相手」とケイン自身も認めているが、彼にはバイエルンの勝利を決められる力がある。
キリアン・エムバペはレアル・マドリードがユヴェントスに勝利したラウンド16の試合に後半途中から交代出場し、ついに今大会デビューを果たした。クラブワールドカップ序盤戦は胃腸炎のため欠場を余儀なくされたエムバペだが、不在中にはゴンサロ・ガルシアが期待を大きく上回る活躍を見せて3ゴールを挙げた。それでも、ボルシア・ドルトムント戦でシャビ・アロンソ監督がフランスのスーパースターを先発に起用しなかったとすれば驚きだろう。
ボルシア・ドルトムントを8強へ導く活躍を見せたセール・ギラシ。CFモンテレイ戦では前半の10分間に見事な2ゴールを挙げた。レアル・マドリードの優位が予想されるが、ブンデスリーガのクラブにも世界トップクラスのディフェンダー相手にゴールを奪える力を持ったフォワードがいる。セルヒオ・ラモスもそのことをよく理解できただろう。