セルクル・ブルッヘが日本時間30日23:00キックオフのベルギーリーグ第2節で、アンデルレヒトをヤン・ブレイデルスタディオンに迎える。
セルクル・ブルッヘは開幕節となった前節で昇格組のウェステルローと対戦。規模の違うクラブとの一戦では勝利が求められた。しかし、ボリス・ポポヴィッチが早々の31分に2枚の警告を受けて退場となり、劣勢に回るまま0-2で敗北している。
立て直すべく臨む第2節だが、相手は近年こそ遠ざかっているものの圧倒的最多34回のリーグ制覇を誇る名門アンデルレヒト。とはいえ、2021-22シーズンは1勝1敗のタイで直接対決を乗り切っており、反対に勝利することができれば勢いをつけるためにこれ以上ない相手だ。
2022シーズンのJリーグで最も結果を残したストライカーとしてベルギーに乗り込んでいる上田は、開幕節からデビューしてフル出場を果たしたが、数的不利も影響して大きな見せ場は作れず。まずはトップ下での起用となったが、今節の国内ビッグクラブとの対戦で結果を残し、得点力をアピールするとともにファンの心をつかみたい。
アンデルレヒトは前節、オーステンデをホームに迎えて2-0で完勝。マジード・アシメルが前半終盤に先制点をマークすると、終盤にファビオ・シルバが追加点を決める安定した試合運びを見せた。
とはいえ、ベルギーの盟主とも見なされることもあったアンデルレヒトは2016-17シーズン以来、リーグトロフィーを掲げることができておらず。21-22シーズンはレギュラーシーズンが3位、プレーオフ1も3位のままフィニッシュしたが、開幕から2試合勝利がなかった昨季を払しょくするためにも、ここで連勝して好スタートを印象付けたい。
名門ポルトで育ってウルブスへと渡り、アンデルレヒトにレンタルで加わっているF・シルバ。武者修行の期間として母国ポルトガルのファンにも飛躍が期待されている20歳のシーズン、開幕戦はベンチスタートとなったが終盤に途中出場すると限られた時間でネットを揺らす結果を残した。アンデルレヒトが戴冠を果たすためにも、躍動の象徴となるべく継続して結果を残していきたい。
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